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ローズ蒸し

貴妃座浴は
よもぎ蒸しスタイルローズ蒸し芳香浴です。

浴用剤は  バラ科の樹木の葉と薔薇のアロマオイル
本物のローズ蒸しです。

薔薇の薫りに包まれるラグジュアリーなひと時

サロンでは、薔薇のアロマオイルと枇杷の葉による座浴を提供しています。

薔薇の薫りで女子力アップしてみませんか?

「バラの香りはストレスを癒す」 ※朝日新聞

ストレスホルモンの分泌を抑える効果

香料の成分にはストレスを抑える効果がある。

資生堂ライフサイエンス研究センターではストレスを与えた被験者にバラの香りを嗅がせた場合と、そうでない場合について血中コルチゾール濃度を比べた。」
香りなしでは、血中濃度は平均35%増加し、香りがある場合は増加しなかった。
同センターの土屋徹・福主幹研究員は「コルチゾール濃度はストレスの最も一般的な指標なので、バラの香り成分がストレスを緩和したと考えられる」と述べ、結果はニュージーランドで開かれる国際生理学会議で発表される。

バラの香りは、何世紀にもわたって人びとが非常に好んできたものです。ブルガリア産のダマスクローズ油は「ローズオットー」という名称でも有名です。

バラの生産地であるカーシャーン地方は海抜約1000メートルに位 置し、北西にはカビール砂漠が広がります。

空気が澄み湿気が少なく、陽当たりの良い温和な気候条件は、最良といわれるダマスクローズを生育するのに適した環境を備えています。
ダマスクローズは農薬を使わないオーガニックで栽培されています。
虫が出た時には焼いてしまうので、被害を最小限にするためテニスコート2枚分の広さの土地を樹で区切って植えられています。

この他にも様々な工夫により高品質を保持しています。

収穫時期になると、花びらからオイルが蒸発する夜明け前に手摘みし、工場へ運び水蒸気蒸留します。

ローズエッセンスが高価であるのは、多量のバラからほんの小量しか抽出されないからです。 4トンのバラから採れるエッセンスの量はたった1キログラムです。

学 名 :Rosa damascena
生産地 :ブルガリア(バラの香りは、何世紀にもわたって人びとが非常に好んできたもので、バラの精油は主としてモロッコ、トルコ、フランスで生産されています。その中でも、ブルガリア産のローズ油・ダマスクローズ油は「ローズオットー」という名称で特に有名なものです。
抽出方法と部位:アンフルラージュ〔冷浸法〕、水蒸気蒸留法、花弁
主要成分:シトロネロール、フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、ネロール

○香りの特徴
豊かさと気高さをそなえた最高級の香り。 落ち込んだ気分に自信と幸福感を与え、抑鬱を緩和する。

○心に対するはたらき
バラ油は情緒にたいして緩和作用を示し、とくに抑うつ、悲嘆、嫉妬、憎みといった感情をほぐすのに効果があります。
心を明るく高揚させ、神経の緊張とストレスを和らげます。これがとりわけ女性的な精油であることは確かで、女性に自分自身にたいする肯定的な感情を抱かせます。

○体に対するはたらき
バラ油は子宮のきわめてよい強壮剤になり、月経前緊張症を鎮め、膣からの分泌を促し、月経周期を正常化きせます。
これは、男性側の不妊症にも、精液を増加させる働きを通じて有益な効果をもたらすものと思われます。
この精油は性的な障害、特に冷感症とインポテンツを好転させます。
これは、そうした症状の根底にある緊張とストレスとを、“幸福感をもたらす”ホルモンであるドーパミンを放出させることによつて緩和させるからです。
バラ油は、純化した血液循環を活発にし、心臓の充血を緩和きせ、毛細血管を強化することによって、心臓を強壮にする作用を発揮するように思います。
この精油は、情緒が動揺混乱した際に胃のバランスをとり、それを強化するとともに、その消毒作用と緩下作用とを通じて消化管を浄化するのを助けます。これはまた、吐き気、嘔吐、便秘をある程度まで改善します。

 
古代ローマ人は、二日酔いにバラの効果を珍重しました。
これはたぶん、バラに体内を浄化し毒素(過度のアルコールが肝臓にうっ滞していることはいうまでもないでしょう)を排出する働きがあったためだろうと考えられます。バラ油は黄疸のときにも役に立ちます。

ローズオイルは咽喉痛を和らげ、せきを鎮める作用をもちます。

○お肌に対するはたらき
バラ油はすべての肌質タイプに有益ですが、とくに老化肌、乾燥肌、硬化肌、敏感肌に効果があります。
この精油には強壮・緩和の両特性がありますので、炎症に有効ですし、また毛細血管を収縮させる作用があることから、毛細血管が破れたときの治療にその価値を発揮します。
ローズオイルにはなんと500以上の成分が認められていますが、主成分は次のようになっています。

○化学的な組成
 ゲラン酸(酸)、シトロネロール、ゲラニオール、ファルネソール、ネロール(アルコール類)、オイゲノール(フェノール)、ミルセン(テルペン)

○歴史と神話
水蒸気蒸溜法は、10世紀のアラブの医師アウィケンナが発明したとされていますが、バラはこれで最初に蒸溜するのに使用された植物ではないかと思われます。バラは東方世界で非常に人気のある植物で、ペルシャの戦士たちは赤いバラで自分の盾を飾りました。トルコ人はブルガリアを征服して、17世紀にこの地にバラを導人しました。 

バラは長い間、愛と清純さとの象徴でした。

結婚式ではバラの花びらを撒き、結婚が幸せなものになるように保証しました。バラはたぶん、瞑想と祈りを助けるものだったのでしょう。

それは伝説によると、聖ドミニクス〔1170~1221:スペイン生まれのドミニコ修道会の創立者〕は幻視状態にあったときに聖母マリアの訪問をうけ、最初のロザリオ〔数珠〕を授けられましたが、その数珠の玉の一つ一つがバラの香りを発していたからです。
仏教徒とイスラム教徒も、それぞれ一種のロザリオを使っています。 レッドローズは「薬種屋のバラ」という別称がありますが、これは中世のころ、肺の各種疾患と喘息をなおすのに用いられました。
エリザベス朝時代には、香りをつけた食品が大流行しましたが、このときバラの芳香はとくに人気を呼びました。

第二次世界大戦中にはビタミンCの供給が不足しましたが、ローズヒップ〔バラの果実〕がそれに代用されました。
一九世紀には、フランスのバラ産業が急激な発展をとげ、それ以来バラ油は香水と石けんの成分としてポピュラーなものになっています。

※ 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社)から抜粋

●参考:アロマセラピーでローズを使用する目的 ・女性のホルモンバランスを整える ・更年期症状の緩和 ・強い消毒作用 ・胆汁分泌、脾臓機能促進作用 ・血行不良に ・精神不安、抑鬱症状に ・緩下作用 ・胃腸障害 ・SEXオイル(潤滑) ・催淫効果(女性の不感症・男性のED) ・脂肪分解 ・便秘、下痢の両方に ・目の炎症 ・月経不順・月経痛の緩和 ・頭痛 ・不眠 ・冷え性 ・肌の老化抑制、乾燥肌・敏感肌を和らげる ・美肌、アンチエイジング効果

薔薇好きのためのローズオイル基礎知識2

ローズ、ダマスクローズ、ブルガリアンローズ、Rose
ローズオットー ローズアブソリュート
学名 Rosa damascena
科名 バラ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法 溶剤抽出法
ノート ミドルノート ミドル~ベースノート
注意事項 妊娠中は避ける、刺激強
香り 【フローラル系】フレッシュなローズの香り。 【フローラル系】深い濃厚なローズの香り。
主な成分 【モノテルペンアルコール類】シトロネロール(~50%)、ゲラニオール、ネロール、ファネソール、フェニルエチルアルコール、リナロール、オイゲノールなど 【その他(芳香族アルコール類)】フェニルエチルアルコール(~74%)、シトロネロール、ゲラニオール、ネロールなど
陰陽
チャクラ 第1,4チャクラ
ピンク
星座 牡牛座
天体 金星
四大元素 水・土
ジェムストーン インカローズ、ローズクオーツ

 

ストーリー

ローズは古くから沢山の人に愛され、愛の象徴とされてきました。花の女王とも言われています。数多くの品種が開発され続け、今では1万を超える種類があります。神話にもよく登場します。ギリシャでは愛と美の神に捧げられたと言われ、聖母マリアはローズに囲まれて登場したとも言われています。

 

植物の特徴

ローズには沢山の種類がありますが、Rosa damascenaが一般的です。ブルガリアやトルコ、モロッコを中心に様々な場所で栽培されていて、種類も多岐にわたります。ローズの違いを理解できる詳細は下記の記事をご覧ください。

 

 

ローズの効果効能

心への効能

心を癒し、穏やかに元気を取り戻してくれる作用があります。特に拒絶や傷つけられ、自分へ自信がなくなってしまったとき、もう一度受入れる手助けをしてくれます。孤独感や失望感を和らげ、幸福感をもたらしてくれます。愛の本質を知ることで、自分と他人への信頼感をよみがえらせてくれます。

体への効能

女性の不調に関わりが強く、女性ホルモンの調整作用、子宮強壮作用があります。生殖機能に関わる不調にもいいと言われ、赴任やEDなどにも効果的と言われています。精神面からくる高血圧や動悸にも有効です。

皮膚への効能

ローズは美容に最適な精油の一つです。肌の炎症を抑えてくれたり、吹き出物にも効果があります。老化・乾燥への保湿効果も抜群です。アンチエイジングに最適です。

オットーとアブソリュートの効能の違い

ローズの香りは300種類以上の成分から成り立っていると言われています。水蒸気蒸留からできるローズオットーと、溶剤抽出からできるローズアブソリュートの大きな違いは、アブソリュートの方がより多くの香りの成分を抽出できることです。そのため、アブソリュートは深い香りになり、より芳香浴や香水、といった香りを楽しむ使い方に向いています。成分でいうと、ローズアブソリュートはバラの芳香成分であるフェニルエチルアルコールがメインになります。一方、ローズオットーはシトロネロールがメインなので、より鎮静や免疫調整作用に優れます。よりマッサージやスキンケアに向いています。

 

体への効能
  • 抗菌作用
  • 抗うつ作用
  • 抗感染作用
  • 消炎作用
  • 収れん作用
  • 鎮静作用
  • 催胆作用
  • 止血作用
  • 神経強壮作用
  • 催淫作用
  • 強壮作用
  • 子宮強壮作用
  • 女性ホルモン調整作用
  • 強心作用
  • 消化器系の不調改善
  • 細胞活性化作用
  • 筋肉弛緩作用
  • 血液浄化作用
  • 覚醒作用
  • 月経促進作用
  • 解熱作用
肌への効能
  • 瘢痕形成作用
  • 保湿作用
  • 抗炎症作用
  • 皮膚強壮作用
髪への効能
  • 保湿作用
  • 髪の活性作用
その他
  • 昆虫忌避作用

 

薔薇好きのためのローズオイル基礎知識

学 名 :Rosa damascena

生産地 :ブルガリア(バラの香りは、何世紀にもわたって人びとが非常に好んできたもので、バラの精油は主としてモロッコ、トルコ、フランスで生産されています。その中でも、ブルガリア産のローズ油・ダマスクローズ油は「ローズオットー」という名称で特に有名なものです。

抽出方法と部位:アンフルラージュ〔冷浸法〕、水蒸気蒸留法、花弁

主要成分:シトロネロール、フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、ネロール

○香りの特徴

豊かさと気高さをそなえた最高級の香り。 落ち込んだ気分に自信と幸福感を与え、抑鬱を緩和する。

○心に対するはたらき

バラ油は情緒にたいして緩和作用を示し、とくに抑うつ、悲嘆、嫉妬、憎みといった感情をほぐすのに効果があります。心を明るく高揚させ、神経の緊張とストレスを和らげます。これがとりわけ女性的な精油であることは確かで、女性に自分自身にたいする肯定的な感情を抱かせます。

○体に対するはたらき

バラ油は子宮のきわめてよい強壮剤になり、月経前緊張症を鎮め、膣からの分泌を促し、月経周期を正常化きせます。P1000854これは、そうした症状の根底にある緊張とストレスとを、“幸福感をもたらす”ホルモンであるドーパミンを放出させることによつて緩和させるからです。

バラ油は、純化した血液循環を活発にし、心臓の充血を緩和きせ、毛細血管を強化することによって、心臓を強壮にする作用を発揮するように思います。この精油は、情緒が動揺混乱した際に胃のバランスをとり、それを強化するとともに、その消毒作用と緩下作用とを通じて消化管を浄化するのを助けます。これはまた、吐き気、嘔吐、便秘をある程度まで改善します。

 

古代ローマ人は、二日酔いにバラの効果を珍重しました。これはたぶん、バラに体内を浄化し毒素(過度のアルコールが肝臓にうっ滞していることはいうまでもないでしょう)を排出する働きがあったためだろうと考えられます。バラ油は黄疸のときにも役に立ちます。

ローズオイルは咽喉痛を和らげ、せきを鎮める作用をもちます。

○お肌に対するはたらき

バラ油はすべての肌質タイプに有益ですが、とくに老化肌、乾燥肌、硬化肌、敏感肌に効果があります。この精油には強壮・緩和の両特性がありますので、炎症に有効ですし、また毛細血管を収縮させる作用があることから、毛細血管が破れたときの治療にその価値を発揮します。

ローズオイルにはなんと500以上の成分が認められていますが、主成分は次のようになっています。

○化学的な組成

 ゲラン酸(酸)、シトロネロール、ゲラニオール、ファルネソール、ネロール(アルコール類)、オイゲノール(フェノール)、ミルセン(テルペン)

○歴史と神話

水蒸気蒸溜法は、10世紀のアラブの医師アウィケンナが発明したとされていますが、バラはこれで最初に蒸溜するのに使用された植物ではないかと思われます。バラは東方世界で非常に人気のある植物で、ペルシャの戦士たちは赤いバラで自分の盾を飾りました。トルコ人はブルガリアを征服して、17世紀にこの地にバラを導人しました。 バラは長い間、愛と清純さとの象徴でした。結婚式ではバラの花びらを撒き、結婚が幸せなものになるように保証しました。バラはたぶん、瞑想と祈りを助けるものだったのでしょう。それは伝説によると、聖ドミニクス〔1170~1221:スペイン生まれのドミニコ修道会の創立者〕は幻視状態にあったときに聖母マリアの訪問をうけ、最初のロザリオ〔数珠〕を授けられましたが、その数珠の玉の一つ一つがバラの香りを発していたからです。仏教徒とイスラム教徒も、それぞれ一種のロザリオを使っています。 レッドローズは「薬種屋のバラ」という別称がありますが、これは中世のころ、肺の各種疾患と喘息をなおすのに用いられました。エリザベス朝時代には、香りをつけた食品が大流行しましたが、このときバラの芳香はとくに人気を呼びました。第二次世界大戦中にはビタミンCの供給が不足しましたが、ローズヒップ〔バラの果実〕がそれに代用されました。一九世紀には、フランスのバラ産業が急激な発展をとげ、それ以来バラ油は香水と石けんの成分としてポピュラーなものになっています。

※ 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社)から抜粋

貴妃座浴   薔薇学講座  ローズオットーとローズアブソリュート

ローズオットーとローズアブソリュート

ローズオットー

ローズオットーとは、水蒸気蒸留法で抽出されたローズのエッセンシャルオイルのことを言います。

ダマスクローズ、キェベッジローズ、アルバローズらの、水蒸気蒸留法で抽出されたものは、ローズオットーと呼ばれます。

ローズオットーと言われていても学名に注意することが必要です。

シトロネロールやゲラニオールの割合がアブソリュートより多く、より多くの作用が期待できます。

ローズアブソリュート

ローズアブソリュートは、ローズの花を溶剤抽出法で抽出したエッセンシャルオイル(アブソリュート)のことを言います。

ローズアブソリュートでは、水蒸気蒸留法のローズオットーでは抽出されない成分も溶け出ています

。そのため、成分や香りがやや異なります。

フェニルエチルアルコールの割合がローズオットーよりも多く、よりバラの濃厚な香りになります。

香りはアブソリュートのほうがいいと言われています。

フェニルエチルアルコールは毛髪にもいいと言われています。

名称の注意点

本来は、ブルガリア産のダマスクローズを水蒸気蒸留したものだけをローズオットーと呼ぶのが正式だったようです。しかし、現在ローズオットーか、ローズアブソリュートかは、ローズの種類(学名)に関わらず、水蒸気蒸留法で抽出したものか、溶剤抽出法で抽出されたものかの違いで売られている場合が多いです。

そのため、同じローズオットーと呼ばれるものでも、学名が違う場合があります。

例えば、ダマスクローズでも、キャベッジローズでも、水蒸気蒸留法のものは同じローズオットーと呼ばれ、溶剤抽出法のものはローズアブソリュートと呼ばれます。ローズオットー、もしくはローズアブソリュートのみの表示の時は、学名のチェックが必要です。

 

ローズの精油の種類

ローズの成分は、300種類以上から成り立っていると言われていて、すべてが解明されていません。

そのため、とても深みのある贅沢な香りになります。

主な成分は、ダマスクローズ、キャベッジローズ、アルバローズは似ていますが、ティーローズは少し異なります。

ダマスクローズ、ブルガリアンローズ、ターキッシュローズ

学名がRosa damasceneの植物を、ダマスクローズ、ブルガリアンローズ、ターキッシュローズなどと呼びます。産地は違っても同じ植物です。ほとんどのローズはこのRosa damasceneとなります。

英名 Damask rose
学名 Rosa damascene
科名 バラ科
産地 モロッコ、ブルガリア、トルコ、フランス、ネパール等様々な地域
成分 シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、ファネソール、フェニルエチルアルコール、リナロール、オノイゲール等

 

 

キャベッジローズ(モロカンローズ、プロヴァンスローズ)

学名がRoza centifoliaの植物をキャベッジローズ、モロカンローズ、プロヴァンスローズと呼びます。

英名 Cabbage rose
学名 Roza centifolia
科名 バラ科
産地 モロッコ、フランス、イタリア等様々な地域
成分 シトロネロール、ネロール、ステアロプテン、フェニルエチルアルコール、ファルネソール、ゲラニオール等

 

 

アルバローズ(ホワイトローズ)

学名がRosa albaの植物を、アルバローズ、もしくはホワイトローズと呼びます。

英名 Alba rose
学名 Rosa alba
科名 バラ科
産地 フランス、ブルガリア、インドネシア等様々な地域
成分 シトロネロール、ゲラニオール、ノナデカン、ネロール、ノナデセン等

 

 

ティーローズ

学名がRosa odorata sweetの植物をティーローズと呼びます。

英名 Tea rose
学名 Rosa odorata sweet
科名 バラ科
産地 中国
成分 1,3-ジメトキシ-5-メチルベンセン、ジヒドロ-β-イオノン、cis-テアスピラン、ジヒドロ‐β‐イオノール、フェニルエチルアルコール等

 

 

ローズの香りの違い

ダマスクローズ

damaskrose200ダマスクローズの香りは一般的なローズの香りです。

同じRosa damasceneでも、ローズオットーかアブソリュートかによって、または生産地によっても香りが微妙に異なります。

 

 

 

◆ローズオットー・・・少しスパイシーで甘く、優美なフローラル調のバラの香りです。

◆ローズアブソリュート・・・ローズオットーより深く、甘美なバラの香りになります。

◆ダマスクローズトルコ・・・ソフトで、蜂蜜のような甘さの混ざったバラの香りです。

◆ダマスクローズモロッコ・・・やや重くて甘く、少し蜂蜜の混ざったようなバラの香りです。

◆ダマスクローズブルガリア・・・重く、麻酔性のある、やや蜂蜜にも似たバラの香りです。

 

キャベッジローズ(モロカンローズ、プロヴァンスローズ)


cabbagerose200x200◆ローズオットー
・・・甘く、粘り気のある蜂蜜が混ざったようなバラの香りです。

◆ローズアブソリュート・・・ローズオットーより深く重く、少しスパイシーで甘いバラの香りです。

 

 

 

アルバローズ(ホワイトローズ)

Albarose200少しスパイシーさや酸味が混ざった、濃厚なバラの香りです。

 

 

 

 

ティーローズ

tearose200他のローズの香りとは少し異なり、少しスパイシーさが混ざった、濃厚でフローラルな香りです。

 

 

 

 

ローズの効能の違い

ローズのエッセンシャルオイルは300以上の微量成分が組み合わさってできています。そのためまだ解明されていなう部分も多くあります。メインとなる効能は重なる部分が沢山あります。

まず、一般的にローズは女性特有の不調にとても効果的です、PMS、月経の不調、更年期障害などに効果を表します。また、スキンケアにもよく、特に敏感肌、成熟肌、乾燥肌にはぴったりです。瘢痕形成作用や保湿作用があります。

ダマスクローズ

ダマスクローズはシトロネロールとネロールがほかのローズよりも多く含まれます。そのため、より抗菌や防虫、抗リウマチに優れていると言えます。

キャベッジローズ(モロカンローズ、プロヴァンスローズ)

キャベッジローズはフェニルエチルアルコールがほかのローズより多く含まれ、半分以上を占めます。そのためより麻酔性があり、催淫作用が強いと言えます。

アルバローズ(ホワイトローズ)

エッセンシャルオイルを作るのに、一番沢山の花が必要となります。作用もよても濃縮されていて、スキンケアには特にいいと言われています。他のローズと比べ、高いメラニン生成抑制作用があります。

ティーローズ

ティーローズは他のローズの成分構成と異なります。ジメトキシメチルベンゼン(別名:ティーローズエレメント)という成分が大半を占めます。これは他のローズに比べ良質で高い鎮静効果をもたらすと言われています。また、皮膚の機能を正常に保つ作用もあると言われていて、より美肌にいいと考えられています。

 

 

ローズ蒸し・薔薇温浴 よもぎ蒸しスタイル貴妃座浴

 

 

よもぎ蒸しスタイル枇杷の葉座浴 貴妃座浴は

ローズオイルと枇杷の葉によるよもぎ蒸しスタイル温熱療法で商標登録済です。

ローズ温浴・ローズ蒸し・薔薇蒸し・薔薇温浴とも呼ばれています。

バラの色と花言葉の意味

赤いバラの花言葉

赤いバラの花言葉「愛情・情熱・美・あなたを愛します」

バラらしい真っ赤な花は人気が高く、女性へのプレゼントだけでなく還暦のお祝いにも喜ばれます。愛や情熱を表す赤のバラですが、つぼみのバラは花言葉が変わり「純潔・純粋な愛・あなたに尽くします」などの花言葉を持ちます。

また、濃紅色になると花言葉が変わり「死ぬほど恋いこがれています・内気・恥ずかしさ」などの花言葉になります。

ピンクのバラの花言葉

ピンクのバラの花言葉「しとやか・上品・気品・感謝・温かい心」

優しさの象徴のようなピンクのバラ。
真っ赤なバラだと色がきついかな・・・というやわらかい雰囲気のい女性や先輩の方など、幅広い年齢層に好まれる色です。

オレンジのバラの花言葉

オレンジのバラの花言葉「無邪気・絆・健やか・信頼」

元気の出るオレンジのバラは、男性へのプレゼントや病気のお見舞いのときなどに適しています。

黄色いバラの花言葉

黄色いバラの花言葉「友情・献身・嫉妬・愛情の薄らぎ・恋に飽きた」

黄色のバラは要注意です。愛情の薄らぎや別れなどをイメージさせる花言葉をもち、黄色のつぼみにも「笑って別れましょう」という花言葉があります。黄色のバラが好きという女性以外には贈らない方が懸命です。

【父の日に贈る黄色いバラ】
最近では父の日に「黄色いバラ」を贈る習慣があります。もともとはアメリカで父の日にバラを贈る習慣が生まれたのですが、日本ではベストファーザー賞の「イエローリボン(黄色いリボン)キャンペーン」と合わさり、父の日=黄色いバラのイメージが根付きました。黄色は希望や幸せの色。父の日の贈り物には、黄色+青の組み合わせがよく見られます。

白いバラの花言葉

白いバラの花言葉「純潔・清純・心からの尊敬・私はあなたにふさわしい」

白いバラには白のイメージにぴったりの花言葉がつけられています。白いつぼみのバラは花言葉が変わり「恋をするには若すぎる・処女の心」などの意味があります。

緑のバラの花言葉

緑のバラの花言葉「穏やか・あなたは希望を持ちえる」

緑のバラはとてもめずらいバラです。「グリーンローズ」という韓国ドラマのタイトルにもなっています。

青いバラの花言葉

青いバラの花言葉「夢かなう・神の祝福・奇跡・不可能」

バラの花は青の色素を持たないため、古くから青のバラの品種を生み出すことが世界中のバラ愛好家の夢でした。そんな青いバラにつけられていた花言葉は「不可能」。

しかし、2004年にサントリーが世界初の青いバラの開発に成功!そのとき誕生したブルーローズには「夢かなう」という花言葉がつけられました。

☆ブルーローズ
ブルーローズ

サントリーが開発したブルーローズの色は、青というより紫に近いです。上の写真のようなきれいな青いバラは人工的に着色されたものです。

バラの本数と花言葉

最後に、バラの本数と花言葉の意味を紹介します。

1本のバラ「一目ぼれ」
2本のバラ「この世界は二人だけ」
3本のバラ「告白・愛しています」
6本のバラ「あなたに夢中」
7本のバラ「密かな愛」
11本のバラ「最愛」
99本のバラ「永遠の愛・ずっと一緒にいよう」
108本のバラ「結婚してください」
999本のバラ「何度生まれ変わっても貴方を愛します」

バラの花には様々なメッセージが込められています。誕生日や母の日、ホワイトデー、プロポーズ、結婚記念日、還暦祝いなど、大切な日の贈り物にぴったりの花です。

ローズの薫りは、女子力up

ローズのアロマオイルとは

ローズのアロマオイルは、とても華やかなバラの香りがします。

女性にとってはとても魅力的な香りの精油であると共に、不妊症の改善など助成にはとても嬉しい効能を発揮します。

ローズのアロマオイルを1Kg精製するには、5トンの花が必要になるといわれています。それ故にとても高価な精油です。

ローズの精油をアロマテラピーに用いれば、お部屋の中はバラの香りで満たされてとても幸福な気持ちになります。アロマオイルの女王と言っても良いのではないでしょうか。

ローズのアロマが心と体に与える効果と効能

ストレスからの開放

特に女性の場合は整理前のイライラ改善に、とてもやさしく作用し、他人に対する嫉妬心や人を恨むといった、自分にとってとても嫌な感情を排除してくれます。心にぬくもりと陶酔感を与え、気持ちを安らかにしたいときのアロマテラピーに活用しましょう。

 

女性ホルモンのバランスを整える

子宮の強壮に役立ち、子宮内膜を強くして不妊対策に効果があるといわれています。

生理不順の改善、PMSや更年期障害の改善にも効能を発揮

女性の悩みに対する強い見方!

血行促進と抗炎症作用

肌を引き締めるなどのスキンケア効果が期待できます。生理前のむくみや下腹部などの痛みを改善する効果もあります。

ローズアロマの特徴

 

ローズのアロマオイルはノートがトップ、ミドル、ベースを併せ持ち、ブレンドファクターは1です。主な原産国はモロッコ、トルコ、ブルガリアで、花を水蒸気蒸留法で抽出します。

女性らしさを演出したいとき、オンナ力をアップしたいとき、女性特有の体の悩みに直面したと

 

 

 

P1000005

 

き、ローズの精油を利用したアロマテラピーを行うと効果的です。