月別アーカイブ: 2015年5月

生理痛緩和   生理痛の原因!

生理痛の原因

生理痛は、子宮を収縮させる『プロスタグランジンE2』という物質が過剰に分泌される事で起こります。


 『プロスタグランジンE2』が過剰分泌される原因は、主に冷え・ストレスです。

あまり聞きなれない名前で、少し難しく感じるかもしれません。
今回は簡単に、生理痛が起こる仕組みと、生理痛を引き起こす『プロスタグランジンE2』が過剰に分泌される原因をご説明します。

3-1.生理痛が起こる仕組み

女性の体の中では毎月、子宮内膜という赤ちゃんができた時のためのベッドのようなものを作っています。
しかし、着床しなければそのベッドは不要になるので、体の外に排出する事になります。
その不要になったベッドの排出が、生理の経血です。

子宮を強く収縮させて、子宮の内側にくっついているベッドを剥がして外に排出します。その時に炎症を起こし、痛みが生じて出血します。

子宮を収縮・炎症を促進する働きをするのが『プロスタグランジンE2』という生理痛を引き起こす物質です。

3-2.『プロスタグランジンE2』が過剰分泌される原因

『プロスタグランジンE2』は子宮を収縮させるために分泌されるものです。
この物質が過剰に分泌される原因は、主に体の冷え・ストレスです。

着床せず不要となったベッドを体外に排出させるために『プロスタグランジンE2』が子宮を収縮させる事が必要なので、分泌される事自体は悪い事ではありません。
しかし過剰に分泌される事で痛みが生じます。

過剰に分泌される原因は主に2つです。

①冷え
体が冷えて血行が悪くなると子宮の機能が下がり、不要なベッド(生理でいう経血)を排出する作業がスムーズにされなくなります。

すると体は『プロスタグランジンE2』を多く分泌して、子宮をより収縮させて排出するように働くので生理痛が起こります。

また、冷えにより骨盤の血流が悪くなると腰の鈍痛なども起こります。
冷えがひどくなるとお腹・腰などの痛みだけでなく、頭痛・吐き気などを引き起こす事もあります。

②ストレス
ストレスは自律神経の悪化や、①で説明した冷えを引き起こします。
女性ホルモンは自律神経が調節しているので、自律神経のバランスが乱れると女性ホルモンが乱れやすくなります。


 乱れたホルモンの影響によって子宮などの機能が低下します。

また強いストレスを受けると体が緊張し血流が悪くなります。

子宮の機能の低下や血流悪化によって、不要なベッド(経血)がスムーズに排出されなくなります。
冷えと同様に、体外へ排出するために『プロスタグランジンE2』を多く分泌しなければならなくなります。

ストレスは自分で感じない事も多いので分かりにくいものですが、仕事や家庭など様々な理由でストレスが蓄積され生理痛をひどくしている事があります。

あまりに生理痛や頭痛などの症状がひどいようであれば、子宮内膜症・子宮腺筋症などの場合もありますので、気になる方は一度婦人科で相談してみましょう。

よもぎ蒸しスタイルの座浴  座浴効果

 貴妃座浴  よもぎ蒸しスタイルの座浴


座浴の効果

婦人科疾患予防・改善

    よもぎをはじめとした漢方生薬やハーブの成分を、女性器官に直接的に作用させ
    ることで、婦人科疾患生理不順・更年期障害の予防や改善の助けとなります。
    また、不妊治療の一つとしてあげられることもあります。
    さらに、体を芯からしっかりと温めることで冷え性の改善免疫力の向上
    見込まれます。

殺菌消炎作用

    座浴の蒸気は強い殺菌力を持っているので、体の中からも外からも
    綺麗にしてくれますし、消炎作用もあるので炎症やかゆみを抑えてくれます。
    そのため、様々な性病予防・改善にも効果があると言われます。


リラックス・癒し効果

    アロマオイルの香りでとても気持ちが落ち着いてリラックスできます。
    また、大量な気持ち良い汗をかくことで心までもがリフレッシュされスッキリします。
ホルモンバランスの調整効果

    内分泌ホルモンを主管する作用があり、女性機能や女性ホルモンに働きかけます。
    そのため更年期障害などのホルモンバランスの崩れによるトラブルに効果的です。
   
産後の回復・膣や子宮の収縮

    韓国では、もともと産後によもぎ蒸しを行っていました。
    出産により弛緩した子宮や膣を収縮させ、卵巣の機能を元に戻す助けになります。
    女性器官に一番近い下腹部の血液循環を促進し、老廃物や脂肪質を体外に出す
    ことにより、体内に溜まって汚くなった血のかたまりなどが出る場合もあります。
    また、脂肪質も減少させ、体全体的のムクミが解消させます。

老化防止(アンチエイジング)効果

    枇杷の葉は活性酸素と戦う抗酸化作用が強く
    抗酸化力と免疫力をアップさせて体の内側も外側も若々しく美しく保つ効果が
    期待できます。

美肌効果

    枇杷の葉の殺菌効果が、子宮や卵巣機能の低下などの
    女性特有のトラブルによって出ているシミ・そばかす・吹き出物を解消して、
    老化・荒立った皮膚を回復させて肌に弾力とツヤ、透明感を与えます。
    また、老廃物の除去・殺菌により、綺麗な肌に変えてくれて、アレルギー性肌にも
    効果があるとも言われています。

痔の改善

    枇杷の葉の成分が肛門の粘膜から直接吸収することによって、
    肛門の周りの血管のうっ血が解け、粘膜の炎症を抑えるため、痔の改善や
    再発防止になります。

デトックス効果

    血流が良くなる事で低下していた機能が活発になり、体の中に滞っている老廃物や
    毒素を分解し、大量の汗により排出します。
    体が軽くなる感覚がわかると思います。

ダイエット・シェイプアップ効果

    座浴により血液循環が良くなり、脂肪の分解・除去を促します。
    また、整腸作用があるので、腸の働きを整えてくれ、便秘にも効果的です。
    さらに、高い発汗作用により体の余計な水分や老廃物を除去します。
    このように、座浴には様々なダイエット効果が期待できる作用があります。

ローズオイル 抽出

エッセンシャルオイル(精油)を植物から抽出して生産する方法はいくつかあります。最も多く用いられる「水蒸気蒸留法」は10世紀~11世紀ごろには既にその方法が確立されていた歴史の古いものです。以下に6種類の代表的な精油生産法をご紹介しますが、現在一般に流通しているエッセンシャルオイル(精油)のほとんどは、1~3のいずれかの方法で抽出されたものです。

1. 水蒸気蒸留法

多くのエッセンシャルオイル(精油)がこの方法で抽出されます。原料植物を蒸留釜に入れて、そこに水蒸気を送り込みます。すると植物中にある精油成分が遊離、気化し、水蒸気と一緒に上昇します。この精油成分が混入した水蒸気を冷却層で冷却すると、液体に戻りますが、エッセンシャルオイル(精油)は水には溶けない性質を持ち、水よりも軽い(一部の精油は水より重い)ため、水とエッセンシャルオイル(精油)の2層に分かれて溜まります。ここから水と分離して取り出すことにより、100%純粋の精油(エッセンシャルオイル)を得ることができます。分離された水には、水溶性の芳香成分と微量の精油が残っており、芳香蒸留水(フローラルウォーター)として利用されます。水蒸気蒸留法は比較的安価な装置で行うことができますが、一方で原料植物が熱と水に晒されるため、この方法ではエッセンシャルオイル(精油)が抽出できない植物もあります。デリケートな成分を含む精油は、熱と水に反応して壊れてしまうためです。

 

エッセンシャルオイルの水蒸気蒸留

水蒸気蒸留装置の図

2. 圧搾法

オレンジグレープフルーツレモンベルガモットマンダリンゆずなど柑橘系果実の果皮からエッセンシャルオイル(精油)を抽出するときに用いられる方法です。オレンジの皮を手で二つに折って押しつぶすと、液体が飛び散りますが、これがオレンジの精油そのものです。柑橘系の精油を蓄えている油胞(精油が溜まっている袋)はハーブや花の油胞と比べるとはるかに大きいため、圧搾するだけで簡単に精油を抽出することができます。昔は手作業で果皮を絞っていましたが、現在はローラーや遠心分離器などの機械を使っています。圧搾法は、水蒸気蒸留法と異なり、熱による影響を受けないため、デリケートな成分を損なうことなく新鮮な香り成分を取り出すことができるという利点があります。

3. 溶剤抽出法

水蒸気蒸留では、熱や圧力、水分によって精油成分が壊されてしまうようなデリケートな植物に使われる方法です。温めた揮発性の溶剤に原料植物をいれると、精油成分が他の物質と一緒に植物から出てきて固り、コンクリートと呼ばれる物質になります。コンクリートにエタノールを作用させて精油分を分離した後、低圧をかけてアルコールを蒸発させて精油を得ます。溶剤抽出法で得られたエッセンシャルオイル(精油)のことを、アブソリュートと呼びます。アブソリュートは、熱や水によって精油成分が損なわれることがないため、非常に美しい香りがします。例えば、ローズには水蒸気蒸留法で抽出されるローズ・オットーと、溶剤抽出法で抽出されるローズ・アブソリュートがありますが、香りのみを比較した場合は、ローズ・アブソリュートのほうが美しく、勝っています。

4. 油脂吸着法・・・アンフルラージュ法(冷浸法)

アンフルラージュ(冷浸法)は、溶剤抽出法が一般的になる以前に、ジャスミンチュベローズなど、水蒸気蒸留法では熱により壊れてしまうようなデリケートなエッセンシャルオイル(精油)を抽出するのに用いられていた方法です。ガラス板にラード(豚脂)やヘット(牛脂)などの動物性の脂を塗り、その上に原料植物を並べます。しばらく放置して、香り成分が脂に吸着したら、原料を新しいものに取替えます。これを何度も繰り替えすと、香り成分が多量に含まれた「ポマード」と呼ばれる脂ができます。このポマードにエタノールを混ぜ、香り成分をエタノールに移した後、エタノールを蒸発させて精油を得ます。

アンフルラージュは、フランスのグラースなどで、かつては盛んに行われていましたが、非常に多くの人手を要し、製造コストがかかることから、溶剤抽出法にとって代わられました。現在では、観光客に見せるアトラクションとして行われている程度で、商業的には実用されていません。

5. 油脂吸着法・・・マセレーション法(温浸法)

60℃~70℃の高温に熱したラードやヘットを使って香り成分を取り出します。やり方はアンフルラージュと同じです。この方法もやはり現在では実用されていません。

6. 超臨界抽出法(液化二酸化炭素抽出法・CO2蒸留法)

1970年代に開発された新しいエッセンシャルオイル(精油)の抽出方法です。開発当時は、革命的に優れたエッセンシャルオイル(精油)の抽出方法として大きな注目を集めましたが、非常に大掛かりな設備を必要とし、コストが掛かるため、期待されたほど普及していません。超臨界抽出法では、二酸化炭素のように、圧力をかけると液化する気体を溶剤として使用します(二酸化炭素を溶剤として使う場合、「液化二酸化炭素抽出法」「CO2蒸留法」とも呼ばれます)。二酸化炭素に超高圧をかけ、気体と液体の中間の超臨界状態にします。この状態に置かれた二酸化炭素は精油成分を強く吸着します。その後、圧力を緩めて再び二酸化炭素を気化すると、エッセンシャルオイル(精油)分だけが残ります。超臨界抽出法を用いると、水蒸気蒸留では分子が大きすぎて取り出すことのできない成分も抽出することができるため、自然の植物中に存在している状態に極めて近い形のままの上質なエッセンシャルオイル(精油)を得ることができます。045WZinB

愛おしく咲く 薔薇

「バラの香りはストレスを癒す」 ※朝日新聞

ストレスホルモンの分泌を抑える効果

香料の成分にはストレスを抑える効果がある。資生堂は、26日からニュージーランドで開かれる国際生理学会議でこんな実験結果を発表する。脳波や心拍数といった間接的な指標ではなく、「ストレスホルモン」そのものの分泌量の変化で、香りの「癒し効果」を初めて確認したという。ストレスにさらされるとコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌され、免疫機能に影響を与えることが知られている。資生堂ライフサイエンス研究センターではストレスを与えた被験者にバラの香りを嗅がせた場合と、そうでない場合について血中コルチゾール濃度を比べた。香りなしでは、血中濃度は平均35%増加し、香りがある場合は増加しなかった。同センターの土屋徹・福主幹研究員は「コルチゾール濃度はストレスの最も一般的な指標なので、バラの香り成分がストレスを緩和したと考えられる」と述べ、結果はニュージーランドで開かれる国際生理学会議で発表される。

 

バラの香りは、何世紀にもわたって人びとが非常に好んできたものです。ブルガリア産のダマスクローズ油は「ローズオットー」という名称でも有名です。バラの生産地であるカーシャーン地方は海抜約1000メートルに位 置し、北西にはカビール砂漠が広がります。空気が澄み湿気が少なく、陽当たりの良い温和な気候条件は、最良といわれるダマスクローズを生育するのに適した環境を備えています。

ダマスクローズは農薬を使わないオーガニックで栽培されています。虫が出た時には焼いてしまうので、被害を最小限にするためテニスコート2枚分の広さの土地を樹で区切って植えられています。この他にも様々な工夫により高品質を保持しています。収穫時期になると、花びらからオイルが蒸発する夜明け前に手摘みし、工場へ運び水蒸気蒸留します。

ローズエッセンスが高価であるのは、多量のバラからほんの小量しか抽出されないからです。 4トンのバラから採れるエッセンスの量はたった1キログラムです。

学 名 :Rosa damascena

生産地 :ブルガリア(バラの香りは、何世紀にもわたって人びとが非常に好んできたもので、バラの精油は主としてモロッコ、トルコ、フランスで生産されています。その中でも、ブルガリア産のローズ油・ダマスクローズ油は「ローズオットー」という名称で特に有名なものです。

抽出方法と部位:アンフルラージュ〔冷浸法〕、水蒸気蒸留法、花弁

主要成分:シトロネロール、フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、ネロール

○香りの特徴

豊かさと気高さをそなえた最高級の香り。 落ち込んだ気分に自信と幸福感を与え、抑鬱を緩和する。

○心に対するはたらき

バラ油は情緒にたいして緩和作用を示し、とくに抑うつ、悲嘆、嫉妬、憎みといった感情をほぐすのに効果があります。心を明るく高揚させ、神経の緊張とストレスを和らげます。これがとりわけ女性的な精油であることは確かで、女性に自分自身にたいする肯定的な感情を抱かせます。

○体に対するはたらき

バラ油は子宮のきわめてよい強壮剤になり、月経前緊張症を鎮め、膣からの分泌を促し、月経周期を正常化きせます。これは、男性側の不妊症にも、精液を増加させる働きを通じて有益な効果をもたらすものと思われます。この精油は性的な障害、特に冷感症とインポテンツを好転させます。これは、そうした症状の根底にある緊張とストレスとを、“幸福感をもたらす”ホルモンであるドーパミンを放出させることによつて緩和させるからです。

バラ油は、純化した血液循環を活発にし、心臓の充血を緩和きせ、毛細血管を強化することによって、心臓を強壮にする作用を発揮するように思います。この精油は、情緒が動揺混乱した際に胃のバランスをとり、それを強化するとともに、その消毒作用と緩下作用とを通じて消化管を浄化するのを助けます。これはまた、吐き気、嘔吐、便秘をある程度まで改善します。

 

古代ローマ人は、二日酔いにバラの効果を珍重しました。これはたぶん、バラに体内を浄化し毒素(過度のアルコールが肝臓にうっ滞していることはいうまでもないでしょう)を排出する働きがあったためだろうと考えられます。バラ油は黄疸のときにも役に立ちます。

ローズオイルは咽喉痛を和らげ、せきを鎮める作用をもちます。

○お肌に対するはたらき

バラ油はすべての肌質タイプに有益ですが、とくに老化肌、乾燥肌、硬化肌、敏感肌に効果があります。この精油には強壮・緩和の両特性がありますので、炎症に有効ですし、また毛細血管を収縮させる作用があることから、毛細血管が破れたときの治療にその価値を発揮します。

ローズオイルにはなんと500以上の成分が認められていますが、主成分は次のようになっています。

○化学的な組成

 ゲラン酸(酸)、シトロネロール、ゲラニオール、ファルネソール、ネロール(アルコール類)、オイゲノール(フェノール)、ミルセン(テルペン)

○歴史と神話

水蒸気蒸溜法は、10世紀のアラブの医師アウィケンナが発明したとされていますが、バラはこれで最初に蒸溜するのに使用された植物ではないかと思われます。バラは東方世界で非常に人気のある植物で、ペルシャの戦士たちは赤いバラで自分の盾を飾りました。トルコ人はブルガリアを征服して、17世紀にこの地にバラを導人しました。 バラは長い間、愛と清純さとの象徴でした。結婚式ではバラの花びらを撒き、結婚が幸せなものになるように保証しました。バラはたぶん、瞑想と祈りを助けるものだったのでしょう。それは伝説によると、聖ドミニクス〔1170~1221:スペイン生まれのドミニコ修道会の創立者〕は幻視状態にあったときに聖母マリアの訪問をうけ、最初のロザリオ〔数珠〕を授けられましたが、その数珠の玉の一つ一つがバラの香りを発していたからです。仏教徒とイスラム教徒も、それぞれ一種のロザリオを使っています。 レッドローズは「薬種屋のバラ」という別称がありますが、これは中世のころ、肺の各種疾患と喘息をなおすのに用いられました。エリザベス朝時代には、香りをつけた食品が大流行しましたが、このときバラの芳香はとくに人気を呼びました。第二次世界大戦中にはビタミンCの供給が不足しましたが、ローズヒップ〔バラの果実〕がそれに代用されました。一九世紀には、フランスのバラ産業が急激な発展をとげ、それ以来バラ油は香水と石けんの成分としてポピュラーなものになっています。

※ 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社)から抜粋

●参考:アロマセラピーでローズを使用する目的 ・女性のホルモンバランスを整える ・更年期症状の緩和 ・強い消毒作用 ・胆汁分泌、脾臓機能促進作用 ・血行不良に ・精神不安、抑鬱症状に ・緩下作用 ・胃腸障害 ・SEXオイル(潤滑) ・催淫効果(女性の不感症・男性のED) ・脂肪分解 ・便秘、下痢の両方に ・目の炎症 ・月経不順・月経痛の緩和 ・頭痛 ・不眠 ・冷え性 ・肌の老化抑制、乾燥肌・敏感肌を和らげる ・美肌、アンチエイジング効果0ab52b96434f667f688f2f1396708d80_s

枇杷大好き!

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びわは、バラ科の植物で、アンズモモ、リンゴ、ナシ、サクラなどの仲間です。
成長すると10メートルほどの高さにもなる常緑樹で、太い枝に濃緑色の葉が茂ります。
葉の形は、長さが15~22センチ、幅が5~8センチの長だ円形で葉肉は厚く固く、
表面は、ツルツルと光沢があり、裏面には淡褐色の細かい毛が生えています。

毎年11月~1月の寒い季節に花をつけ、果実が実り、
梅雨の頃から夏にかけて熟す生命力旺盛な植物です。

びわの葉の成分としては、ブドウ糖、蔗糖、果糖、マルトース、でんぷん、デキストリン、酒石酸
クエン酸、りんご酸、アミグダリン、タンニン、サポニンなどがあり
特にアミグダリン(ビタミンB17)が、びわの葉の薬効の中心となる成分とされています。

アミグダリンは、ドイツのリービッヒという化学者が1830年頃に発見した物質でビタミンB17と呼ばれています。その成分は、微量の青酸を含む糖質から成っているので「アミグダリン青酸配糖体」と呼ばれ
一般的には、無条件で猛毒と言われる青酸ですが、
びわの葉に含まれるアミグダリンは微量なうえ、糖が結合している配糖体で不活性物質です。

さらに、体内に入ると青酸とベンツアルデヒドという物質を発生するものの
体を保護する酵素(ローダネーゼ)の働きで安全無害な物質に変化、毒素として作用しないことが実証されています。

自然界には、人間が食用とする千二百種類以上の植物にアミグダリンが存在するといわれており
ウメ、アンズ、プルーン、モモ、サクランボ、リンゴ、セロリ、
セリ、アーモンド、タケノコ、玄米、大豆、小豆、蕎麦、ゴマなどがあります。

びわの葉には、20ppm含まれていて、びわの種には、びわの葉の1200~1300倍のアミグダリンが含まれているのです。

アミグダリンが体内に入ると、ガン細胞の中に大量に含まれているベータ・グルコシターゼという特殊酵素によって加水分解され、青酸とベンツアルデヒドとが遊離します。

ガン細胞は、この二つの物質の相乗毒性により破壊されてしまいますが正常細胞にはローゼネーダという
保護酵素があって両物質を無害な物質に変えてしまうために影響を受けません。

顕微鏡でみると、ガン細胞がまるで殺虫剤をかけられたハエのように死んでいくそうです。

また、アミグダリンが分解されてできる安息香酸は、「抗リウマチ」「殺菌」「鎮痛」に効果を発揮。
中でも鎮痛効果は絶大で、末期ガンの痛みを和らいだり、神経痛や捻挫の痛みなどにも効果的です.

 

 

(研究1)
1937年、大阪大学の安田寛之博士がびわの葉で動物実験を行い、その結果を学位論文
「血液の酸・塩基平衡より観たる枇杷葉療法」と発表。
この研究は、体重500gの家ウサギを使い、びわの生葉75gを金属製の円筒の中に入れて加熱し
そこからびわの葉の成分を含んだ蒸気を導き出し、体毛を短く切り刈った家ウサギの腹部に約9cmのところから吹き付けました。
これにより、家ウサギの濁った血液がわずか5分間で弱アルカリ性に浄化されたというものです。
さらに30日間施術したところ、骨組織もしっかりとし、体内臓器も健康になり、体重も増加しました。


(研究2)
大阪大学医学部の小沢凱夫教授の下で行った実例は、陰茎ガンの患者の背部、腹部、局所を1日3回1時間ずつびわの葉で治療したところ49週目でガン細胞は全滅し、健康な組織が蘇ってきました。

(研究3)
1950年、アメリカサンフランシスコの生化学者、アーネスト・クレブス博士は、
ガンになる人がほとんどいないフンザの人々が、アンズを常食していることをつきとめ
アンズの種からアミグダリンを抽出し結晶化して「レートリル」と名づけ、ガンの治療に活用。
この治療法は、「レートリル療法」として現在でも行われています。

アミグダリンの作用は、
「体の免疫力や抗病力を高める働きがあるので、普段から充分な量を摂取していれば予防できる」ことや
「体内にガン細胞がある場合は、正常な細胞には無害で、ガン細胞だけを破壊する」などと明らかにされています。

~びわの葉の4つの効果~
抗ガン作用
鎮痛作用
殺菌作用
血液浄化作用

 

あなたの浮腫み! 冷え症が原因かも!

貴妃座浴では、座浴と共にフットバスをご提供しています。
お客様のなかには、足の浮腫みでお悩みの方がいらっしゃいます。

「立ち仕事でも歩く事が多いわけでもないのに?浮腫みが~~」


その浮腫み!冷え症が原因かも!

ふくらはぎと“むくみ”の関係

心臓から送り出された血液は細胞に酸素や栄養分を届け終えると、今度は二酸化炭素や老廃物、余分な水分などを回収しながら静脈やリンパ管を通って心臓に戻ってきます。

このとき、足に流れた血液は重力に逆らうことになるため、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たして血液の循環を手助けします。人間の下半身には70%もの血液が集まっており、この血液を心臓に戻すよう働いているので、ふくらはぎは「第二の心臓」ともいわれているのです。そのポンプの働きをするためには筋肉の伸び縮みが必要になります。

ふくらはぎがむくむ原因はいくつかありますが、一過性のものと、血管の病気などによる危険なサインの可能性があります。

ふくらはぎがむくむ原因〈一過性のもの〉

慢性的でないむくみの場合、次のような原因が考えられます。

(1)長時間にわたって同じ姿勢でいる

ずっと同じ姿勢の状態でいると、ふくらはぎの筋肉の働きが少なくなります。筋肉の収縮によって作用するポンプ機能がうまく働かずに、血液やリンパの流れが滞ってしまいます。

(2)筋力の低下

運動不足によってふくらはぎの筋力が衰えると、ポンプ機能が低下して余分な水分を心臓へ送り戻すことができません。

(3)冷え性

手先や足先だけが冷たく感じるのが、冷え性です。

これは血行不良によるもので、足先の毛細血管まで血液がうまく循環できないために起こり、むくみを引き起こします。

(4)塩分過多

塩分には水分を抱え込む性質があり、体内に過剰な量を取り込むと余分な水分をうまく排出できなくなります。

ふくらはぎがむくむ原因〈病気の可能性があるもの〉

普段と変わらない生活で突然むくみが生じたり、1週間以上むくみが消えないような場合は、血管や内臓の病気が原因の可能性があります。

できるだけ早めに内科などの専門医に相談しましょう。

(1)下肢静脈瘤

静脈にある血液の逆流を防ぐための静脈弁が壊れて、逆流した血液が足に溜まってしまう病気が原因のことがあります。

(2)心臓障害

心臓がポンプの役割を正常に果たせないことで血行が悪くなり、むくみを引き起こします。

(3)肝臓や腎臓の障害

血管に水分を取り込んだり排出する浸透圧を調整するアルブミンという成分は、タンパク質を素にして肝臓で合成され、腎臓でろ過されています。

肝臓や腎臓に何らかの障害が発生しているとアルブミンの量が減少し、水分がうまく血管に戻れなくなって、むくみの原因になります。

低体温改善しないと「熱中症の危険度大!に」

 

 

 

低体温の人は熱中症を起こしやすいといわれています。人間の体は、汗をかくことによって体温を調整しています。低体温になると汗をかくことも少なくなるので、それに伴って体の汗腺機能が低下します。そのため、真夏のような急な気温の上昇に対応できずに熱中症にかかりやすくなるわけです。

真夏に身近なところで起きる低体温症

夏のジョギングやマラソンで急な天気の変化で風雨が強くなると、低体温症になる危険が起こります。
多量の汗をかいているうえに、雨が降って体が濡れ、強い風のせいで体温が奪われて低体温症を引き起こします。
体の震えがとまらなくなり、ひどい時は歩行困難にもなります。

低体温を解消して熱中症にかかりにくくする

低体温を防ぐためには、やはり生活習慣を改善する必要があります。

①年齢に応じた運動習慣を身につける

高齢になると基礎代謝が低下して、それにつれて体温が下がります。
また年齢を問わず、運動不足は、汗をかく習慣が減るので汗腺機能が低下して低体温になりやすくなります。

②睡眠を十分にとる

寝不足ですと疲労が蓄積しやすく、体の機能が低下します。また、寝る前には水分を補給して睡眠中の発汗を促すようにすることも必要です。

③栄養をしっかりとる

食事で熱を産出するのです。落花生やモロヘイヤ、かぼちゃなどに多く含まれるビタミンEは血流改善に効果的です。その他では、玄米や豚肉、うなぎに多く含まれるビタミンB1は代謝をよくしてくれます。脂肪を燃やすには、とうがらしを使った料理もいいでしょう。

まとめ

体温は風邪をひいた時ぐらいしか測らない人も多いと思います。しかし、自分の平均的な体温を知っておくのは重要なことです。脇の下の体温が36.5℃前後なら、体の中核の深部温度は37.2℃前後で、一番新陳代謝が活発になる体温です。その体温を目標にしましょう。

生理痛 緩和 

生理痛・月経前症候群を緩和改善するには

 

 

生理前なのに?

生理中に痛みがある事を生理痛と呼びますが、生理前にも痛みがあり、頭痛、吐き気、イライラ、乳房の張りなどの症状がある事があります。それを月経前症候群と呼ばれます。別名PMSと呼ぶ事もあります。近年に特に多く見られる症状の一つのようです。生理痛と同じで個人差があります。

そう言われれば、そんな感じもするなぁ、とか、そわそわ落ち着かないなぁ、という軽い人もいれば、日常生活に支障があるくらい大変な人もいます。もし日常生活に何らかの影響がある人は、婦人科の診察をした方がいいでしょう。

月経前症候群であっても、なんらかの病気が潜んでいる場合もあります。またホルモンのバランスが崩れている人が多くなるとも言われています。その為に、診察する事が必要です。

PMSと似たもの

月経前症候群の他に、排卵痛や排卵の時の出血などがあります。生理が終わって2週間後くらいに、少量の出血やおりものが茶色になるような症状がある事があります。

少量であれば、それは自然な事であって、心配する事はないのですが、その時に激痛が走ったり、出血が多いとなると、不安になります。そういう場合には婦人科を受診しましょう。

月経前症候群を改善する

多くの人が悩む月経前症候群。改善するのには、やはり生理痛を改善するのと同じように取り組んでいくといいようです。自分に合うものはそれぞれ違いますが、特に運動や食生活などは気を付けていくと変わってきます。

冷えにも気をつけるといいでしょう。中にはホルモンのバランスを整える為に、豆乳を飲んだら月経前症候群が軽くなったという人もいます。月経症候群のある人の中には生理痛がひどい人もいます。2週間ずっと痛みやダルさ、イライラが続いているのは正直しんどいと思います。生理痛の改善方法をしているうちにPMSも改善した人は多くいます。

また治療をしていくうちに改善したという人も。どちらかだけの改善方法というのではなく、子宮機能を上げるための方法をしていく事で、療法が改善していくと言えます。

初夏の体調不良セルフケア

初夏の体調不良セルフケア術

 

 


東洋医学には「湿邪」という言葉があります。
ジメジメと「湿気」のある季節に、体調が悪くなることを言います。
また、天気がくずれるときは気圧が下がるので、頭痛やだるさなども引き起こされやすい、とも言われています。
そこで、憂鬱な季節を心地よく過ごすための秘訣をお伝えします。

「湿」から来る胃腸の不調をいたわろう!
ジメジメと蒸し暑い気候は、胃腸の働きに悪影響を及ぼします。下痢や便秘を繰り返したり、食欲が落ちがちになったり…。消化機能が衰えると、肌の色ツヤも低下し、吹き出物なども出来やすくなる、と言われています。
お腹の調子がいまひとつなときは、消化に負担のかかる脂っこいものや、甘いものを摂りすぎないようにしましょう。
また、冷たい飲み物は避け、常温か温かいものを。お茶を選ぶなら、はと麦茶や、コーン茶、あずき茶、黒豆茶などがおすすめです。
また、薄着の季節はお腹周りが冷えやすくなります。お腹や腰周りが、ひんやりと冷たい人は特に注意を。寝るときに腹巻をするなど、お腹を温める工夫をしましょう。
寝る前の「ぬる湯浴」で、翌日の体調を上向きに!
暑いからとシャワーで済ませがちですが、夏こそ湯船につかりましょう。
ポイントは、20分くらいゆっくりと湯船につかること。暑い季節なので、38℃くらいのぬる湯が快適です。冷えがちな胃腸がしっかり温まると同時に、汗をかくので、体内に停滞した水分が循環しやすくなります。
また、寝る前に体の深部を温めることは、深い眠りを誘いやすくなる、と言われています。

 

よもぎ蒸しの3大効果

貴妃座浴は枇杷の葉とアロマオイルによる

             よもぎ蒸しスタイルの座浴です。

 

情報サイトエキサイト   転載

婦人科系・美肌・ダイエットに!よもぎ蒸しの3大効果

2015年3月12日 16時00分 (2015年3月14日 15時37分 更新)
 

今、美容に関心の高い女性の間で、じわじわとブームになっているよもぎ蒸し。名前は聞いたことがあるけれど、実際どんな効果があるのかよく分からない…という人も多いのでは?
よもぎ蒸しの3大効果について詳しくご紹介します!
よもぎの葉にはビタミン類がバランス良く含まれているよもぎ蒸しとは、600年以上の伝統がある韓国発祥の民間療法。よもぎを中心とした薬草の成分を蒸気で下半身に当て、身体を温めて発汗を促す美容法です。
よもぎには消炎作用があるということで、中国では古くから漢方薬として使われてきたのだとか。日本では、春の野菜としてよもぎ餅や天ぷら、和え物などで食べられることも多いですよね。
よもぎの葉には皮脂分泌を抑える効果のあるビタミンB1やB2、抗酸化ビタミンとして知られるビタミンCやE、粘膜や皮膚を正常に保つβ‐カロテンなどがバランス良く含まれており、食べて良し、蒸して良しの万能野菜なのです。
よもぎ蒸しの3大効果では、よもぎ蒸しには一体どのような効果があるのでしょうか?元々韓国では産後の肥立ちが良くなるようにと始められたものなので、婦人科系の改善に最も効果を発揮すると言われています。以下でよもぎ蒸しの3大効果をご紹介!
1.婦人科系の改善よもぎ蒸しは穴の開いた椅子に座り、下半身によもぎや薬草の成分を含んだ蒸気を直接当てるため、粘膜から成分がしっかりと浸透し、生理痛や生理不順、不妊などの婦人科系の改善が期待できると考えられています。
最近では冷えやストレスが原因で子宮や卵巣の機能が低下し、婦人科系の疾患を抱える女性も増えてきているそう。生理不順などで悩んでいる人は自分の生活習慣を見直すとともに、よもぎ蒸しでしっかりと身体を温めていきたいですね。
2.美肌効果よもぎ蒸しをすると大量の汗をかくことで皮膚の老廃物が排出できるため、美肌効果が高まります。よもぎには消炎作用があるので、蒸気で開いた毛穴からよもぎや薬草の成分が浸透し、吹き出物の改善などにも効果を発揮するそう。
肌を温めると肌の奥の基底層に酸素と栄養が行き渡るようになるので、肌のターンオーバーを一定に保って美肌を維持することも可能に。
3.冷え症の改善、ダイエット効果よもぎ蒸しは下半身を集中して温めるので、冷えによるむくみの改善に効果的。特に、下半身太りに悩んでいる人にはおすすめ。また身体が温まると代謝が高まるので、脂肪を燃焼しやすい身体になりダイエット効果も期待できます。
ダイエットをしてもなかなか結果が出ないという人は、身体が冷えて脂肪がつきやすくなっている可能性が。よもぎ蒸しでしっかりと身体を温めつつ、ダイエットにトライするのがおすすめ。
美容に、健康にとキレイになりたい女性の希望を叶えてくれるよもぎ蒸し。サロンはたくさんあるので、ぜひ一度体験してみて。