初夏の体調不良セルフケア

初夏の体調不良セルフケア術

 

 


東洋医学には「湿邪」という言葉があります。
ジメジメと「湿気」のある季節に、体調が悪くなることを言います。
また、天気がくずれるときは気圧が下がるので、頭痛やだるさなども引き起こされやすい、とも言われています。
そこで、憂鬱な季節を心地よく過ごすための秘訣をお伝えします。

「湿」から来る胃腸の不調をいたわろう!
ジメジメと蒸し暑い気候は、胃腸の働きに悪影響を及ぼします。下痢や便秘を繰り返したり、食欲が落ちがちになったり…。消化機能が衰えると、肌の色ツヤも低下し、吹き出物なども出来やすくなる、と言われています。
お腹の調子がいまひとつなときは、消化に負担のかかる脂っこいものや、甘いものを摂りすぎないようにしましょう。
また、冷たい飲み物は避け、常温か温かいものを。お茶を選ぶなら、はと麦茶や、コーン茶、あずき茶、黒豆茶などがおすすめです。
また、薄着の季節はお腹周りが冷えやすくなります。お腹や腰周りが、ひんやりと冷たい人は特に注意を。寝るときに腹巻をするなど、お腹を温める工夫をしましょう。
寝る前の「ぬる湯浴」で、翌日の体調を上向きに!
暑いからとシャワーで済ませがちですが、夏こそ湯船につかりましょう。
ポイントは、20分くらいゆっくりと湯船につかること。暑い季節なので、38℃くらいのぬる湯が快適です。冷えがちな胃腸がしっかり温まると同時に、汗をかくので、体内に停滞した水分が循環しやすくなります。
また、寝る前に体の深部を温めることは、深い眠りを誘いやすくなる、と言われています。

 

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