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ローズ蒸し

貴妃座浴は
よもぎ蒸しスタイルローズ蒸し芳香浴です。

浴用剤は  バラ科の樹木の葉と薔薇のアロマオイル
本物のローズ蒸しです。

薔薇の薫りに包まれるラグジュアリーなひと時

サロンでは、薔薇のアロマオイルと枇杷の葉による座浴を提供しています。

薔薇の薫りで女子力アップしてみませんか?

「バラの香りはストレスを癒す」 ※朝日新聞

ストレスホルモンの分泌を抑える効果

香料の成分にはストレスを抑える効果がある。

資生堂ライフサイエンス研究センターではストレスを与えた被験者にバラの香りを嗅がせた場合と、そうでない場合について血中コルチゾール濃度を比べた。」
香りなしでは、血中濃度は平均35%増加し、香りがある場合は増加しなかった。
同センターの土屋徹・福主幹研究員は「コルチゾール濃度はストレスの最も一般的な指標なので、バラの香り成分がストレスを緩和したと考えられる」と述べ、結果はニュージーランドで開かれる国際生理学会議で発表される。

バラの香りは、何世紀にもわたって人びとが非常に好んできたものです。ブルガリア産のダマスクローズ油は「ローズオットー」という名称でも有名です。

バラの生産地であるカーシャーン地方は海抜約1000メートルに位 置し、北西にはカビール砂漠が広がります。

空気が澄み湿気が少なく、陽当たりの良い温和な気候条件は、最良といわれるダマスクローズを生育するのに適した環境を備えています。
ダマスクローズは農薬を使わないオーガニックで栽培されています。
虫が出た時には焼いてしまうので、被害を最小限にするためテニスコート2枚分の広さの土地を樹で区切って植えられています。

この他にも様々な工夫により高品質を保持しています。

収穫時期になると、花びらからオイルが蒸発する夜明け前に手摘みし、工場へ運び水蒸気蒸留します。

ローズエッセンスが高価であるのは、多量のバラからほんの小量しか抽出されないからです。 4トンのバラから採れるエッセンスの量はたった1キログラムです。

学 名 :Rosa damascena
生産地 :ブルガリア(バラの香りは、何世紀にもわたって人びとが非常に好んできたもので、バラの精油は主としてモロッコ、トルコ、フランスで生産されています。その中でも、ブルガリア産のローズ油・ダマスクローズ油は「ローズオットー」という名称で特に有名なものです。
抽出方法と部位:アンフルラージュ〔冷浸法〕、水蒸気蒸留法、花弁
主要成分:シトロネロール、フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、ネロール

○香りの特徴
豊かさと気高さをそなえた最高級の香り。 落ち込んだ気分に自信と幸福感を与え、抑鬱を緩和する。

○心に対するはたらき
バラ油は情緒にたいして緩和作用を示し、とくに抑うつ、悲嘆、嫉妬、憎みといった感情をほぐすのに効果があります。
心を明るく高揚させ、神経の緊張とストレスを和らげます。これがとりわけ女性的な精油であることは確かで、女性に自分自身にたいする肯定的な感情を抱かせます。

○体に対するはたらき
バラ油は子宮のきわめてよい強壮剤になり、月経前緊張症を鎮め、膣からの分泌を促し、月経周期を正常化きせます。
これは、男性側の不妊症にも、精液を増加させる働きを通じて有益な効果をもたらすものと思われます。
この精油は性的な障害、特に冷感症とインポテンツを好転させます。
これは、そうした症状の根底にある緊張とストレスとを、“幸福感をもたらす”ホルモンであるドーパミンを放出させることによつて緩和させるからです。
バラ油は、純化した血液循環を活発にし、心臓の充血を緩和きせ、毛細血管を強化することによって、心臓を強壮にする作用を発揮するように思います。
この精油は、情緒が動揺混乱した際に胃のバランスをとり、それを強化するとともに、その消毒作用と緩下作用とを通じて消化管を浄化するのを助けます。これはまた、吐き気、嘔吐、便秘をある程度まで改善します。

 
古代ローマ人は、二日酔いにバラの効果を珍重しました。
これはたぶん、バラに体内を浄化し毒素(過度のアルコールが肝臓にうっ滞していることはいうまでもないでしょう)を排出する働きがあったためだろうと考えられます。バラ油は黄疸のときにも役に立ちます。

ローズオイルは咽喉痛を和らげ、せきを鎮める作用をもちます。

○お肌に対するはたらき
バラ油はすべての肌質タイプに有益ですが、とくに老化肌、乾燥肌、硬化肌、敏感肌に効果があります。
この精油には強壮・緩和の両特性がありますので、炎症に有効ですし、また毛細血管を収縮させる作用があることから、毛細血管が破れたときの治療にその価値を発揮します。
ローズオイルにはなんと500以上の成分が認められていますが、主成分は次のようになっています。

○化学的な組成
 ゲラン酸(酸)、シトロネロール、ゲラニオール、ファルネソール、ネロール(アルコール類)、オイゲノール(フェノール)、ミルセン(テルペン)

○歴史と神話
水蒸気蒸溜法は、10世紀のアラブの医師アウィケンナが発明したとされていますが、バラはこれで最初に蒸溜するのに使用された植物ではないかと思われます。バラは東方世界で非常に人気のある植物で、ペルシャの戦士たちは赤いバラで自分の盾を飾りました。トルコ人はブルガリアを征服して、17世紀にこの地にバラを導人しました。 

バラは長い間、愛と清純さとの象徴でした。

結婚式ではバラの花びらを撒き、結婚が幸せなものになるように保証しました。バラはたぶん、瞑想と祈りを助けるものだったのでしょう。

それは伝説によると、聖ドミニクス〔1170~1221:スペイン生まれのドミニコ修道会の創立者〕は幻視状態にあったときに聖母マリアの訪問をうけ、最初のロザリオ〔数珠〕を授けられましたが、その数珠の玉の一つ一つがバラの香りを発していたからです。
仏教徒とイスラム教徒も、それぞれ一種のロザリオを使っています。 レッドローズは「薬種屋のバラ」という別称がありますが、これは中世のころ、肺の各種疾患と喘息をなおすのに用いられました。
エリザベス朝時代には、香りをつけた食品が大流行しましたが、このときバラの芳香はとくに人気を呼びました。

第二次世界大戦中にはビタミンCの供給が不足しましたが、ローズヒップ〔バラの果実〕がそれに代用されました。
一九世紀には、フランスのバラ産業が急激な発展をとげ、それ以来バラ油は香水と石けんの成分としてポピュラーなものになっています。

※ 「アロマテラピーのための84の精油」 (フレグランスジャーナル社)から抜粋

●参考:アロマセラピーでローズを使用する目的 ・女性のホルモンバランスを整える ・更年期症状の緩和 ・強い消毒作用 ・胆汁分泌、脾臓機能促進作用 ・血行不良に ・精神不安、抑鬱症状に ・緩下作用 ・胃腸障害 ・SEXオイル(潤滑) ・催淫効果(女性の不感症・男性のED) ・脂肪分解 ・便秘、下痢の両方に ・目の炎症 ・月経不順・月経痛の緩和 ・頭痛 ・不眠 ・冷え性 ・肌の老化抑制、乾燥肌・敏感肌を和らげる ・美肌、アンチエイジング効果