月別アーカイブ: 2018年7月

医療の父  温活の神 

ヒポクラテスの温熱療法

医学の父 ヒポクラテスの言葉によると

人間は、誰でも体の中に百人の名医を持っている。

人の免疫力によって症状の改善治癒の可能性を「名医」と言っているようです。

また症状が現る以前「ちょっとヘン」「これは体に良くない」「風邪かな」の人の原始のキャッチ能力をも「名医」と言っています。

賢者は、「健康が最大の人間の喜びだ」と考えるべきだ。

医学者だけでなく、哲学者のような現代人に対する言葉です。

血行のよい身体には、病気が寄り付かない

古代人の研究が、現代に伝わっています。医学の父の言葉の重みを感じます。

私に熱を作る力を与えてくれれば、世の中の全ての病を治してみせる

温熱治療を通して、どんな病気も克服することができる

実際、ヒポクラテスは座浴、アロマ浴、温浴を治療法としていました。

アジアの座浴漢方浴発祥以前に、薬草アロマオイルによるアロマ浴を治療目的に行っていました。

温熱で治療できない病気は、不治の病である。

ヒポクラテスは、「冷えている部位は、出血している所や出血しそうな所以外は、徹底的に温めるべきである」 特に身体の表面から温めることを勧めています。

頭痛は、体を温め、流動食や水を多く与える。

耳の痛みには、お湯で洗浄して、蒸気浴が効果的

腹痛、下痢は、患部を温め排泄を促し、体全体を乾燥させる食事を与える治療をする。

ヒポクラテス医学は、アラビア医学の典範となり、自然医学として

オステオパシー、カイロプラクティック、ナチュロパシーに発達いたしました。

ヒポクラテスの訓えを現代に活かしてみませんか。

就寝中の熱中症に気を付けて!

東京南青山よもぎ蒸しスタイル薔薇蒸し貴妃座浴  市川由見子です。

 

昨夜は、寝る前に寝室にエアコンで室温を下げて就寝しましたが、
目を覚ますと少し頭痛が!

 

私の感覚では「脳の酸素不足!」


起き上がる前にふくらはぎをもんで、
手と足を天井に上げて、ブラブラする「ゴキブリ運動」←ネーミングが悪いですね!
スッキリしました!

 

 

寝る前のふくらはぎのマッサージで血行をよくしておくと、就寝中の熱中症予防にもなります。

 

 

あなたの知らない熱中症!

体温調節機能を妨げる「熱」が体の内側からやってきた場合にも、熱中症は起こる可能性があります。この点で、「湿度」にも注意が必要です。

たとえば室内で軽い運動をしていて、湿度が高いために汗をかいても蒸発せず、体内に熱がこもってしまった場合にも、熱中症が起こる可能性があります。

気温がさほど高くなくても、湿度が80%を超える日は汗が出にくくなるために、体内に熱がこもりやすくなります。

たとえその日が涼しくても、前日まで熱帯夜が続き、高齢や睡眠不足から体力が落ちているような場合は、熱中症となるリスクが潜在的に高まっています。

室内で静かにしていた高齢者の方が熱中症で倒れる場合もありますし、梅雨どきの湿度の高い日に、体調のすぐれない子供が体内の熱をうまく放出できずに熱中症になる場合もあるのです。また夏場の閉めきった浴室での長湯では、入浴中の高齢者の熱中症が起こりやすいとされます。

とりわけ65歳以上の高齢者は、他の年齢層に比べ、重症患者の割合が増加する傾向にあるそうです。

高齢になると汗腺の機能が低下して汗をかきにくくなりますし、体温を調整する自律神経の働きも低下するなど、身体機能が低下して熱中症が起こりやすくなるのです。

ちなみに持病がある方・治療で薬を服用している方は、病気の症状や薬によっては体温調節や発汗が妨げられ、熱中症の発症や症状の重篤化に影響が出るおそれもあります。

夏風邪による発熱や下痢による脱水症状は、そのわかりやすい事例ですね。

気づきにくいところでは、糖尿病で尿に糖が漏れだしていたり高血圧で服用している利尿薬によって脱水状態を招きやすくなったり、あるいは抗うつ薬や睡眠薬など自律神経に影響を与える薬を服用している場合に、副作用で体温調節機能が妨げられるケースなどもあります。

さて、このように熱中症は必ずしも、炎天下や猛暑日に激しいスポーツをしているようなときだけ起こるものではありません。

特にまだ体力がなく、体温調節機能も未発達な幼児・小児に対しては、暑い時期がくる前の梅雨時においても、熱中症に対する備えが必要になります。

また、炎天下の車中に閉じ込められた乳幼児が熱中症で死亡するという痛ましいニュースは、毎年のように耳にされることでしょう。

これは車外にいる大人がさほど暑くないと感じる状況であっても、炎天下の車中は思わぬ高温になっている場合が多いこと、そして乳幼児は体温調節機能がまだ未熟なために脱水症状を起こしやすく、急激な温度変化に身体が対応しきれないため短時間でも症状が重篤化しやすいこと、が主な理由です。

炎天下では、閉めきった車内が45~47℃の高温に達し、車外よりも20℃近く気温が高くなっているケースも珍しくありません。

大人と乳幼児の外気温に対する感覚の違いが、悲劇を引き起こす危険性を常にはらんでいるのです。

以上のとおり、熱中症は室内や車中、あるいは冬の室内など様々な場所・状況で起こりうること、そして外見上さほど汗をかいてなくても脱水症状が進み、熱中症となる場合もあることを知っておきましょう。

熱中症対策 ソレダメ!

東京南青山よもぎ蒸しスタイル薔薇蒸し貴妃座浴  市川由見子です。

 

 

熱中症!それだめ!

熱中症は誰にでも起こり得る恐ろしい病気です。

あらかじめ予防しておくことで避けることは可能ですが、あなたの熱中症対策は果たして本当に正しいものなのでしょうか。

間違った熱中症対策をしている人が、実は意外と多いようです。

間違った熱中症対策

せっかく熱中症を予防するために努力していても、方法が間違っていては意味がありません。

正しい熱中症対策を知ってください。

お茶で水分補給 それだめ!

お茶には利尿作用がありますので、大量に飲むと何度もトイレに行きたくなった経験をお持ちの人は多いでしょう。

暑い日にはただでさえ汗をかいて脱水症状を起こしやすいので、お茶を飲むことでさらに悪化させてしまうことになります。

血中の塩分の濃度を薄めてしまうことになるので、熱中症対策としてお茶は不向きです。

水分補給には必ず塩分と糖分を含んだスポーツドリンクなどを薄めて飲むようにしてください。

室内にいれば大丈夫  それだめ!

直射日光に当たらない室内にいれば熱中症にならない、と思ったら大間違いです。

実際に室内で安静に過ごしていても、熱中症を起こして救急搬送された人はたくさんいます。

高温多湿下の室内は、炎天下の屋外と同じくらい危険だということを忘れないでください。

冷房を使って室内の温度と湿度を快適なものに保ち、こまめに水分補給しながら過ごしましょう。

汗をこまめに拭く  それだめ!

人間は暑さを感じると汗をかくことで体温を下げようとします。

汗をこまめに拭いてしまうことで体温の自然な低下を防ぎ、さらに大量の汗をかくことになってしまいます。

汗を拭くときには固く絞った濡れタオルなどを使用して、皮膚に水滴を残すようにしてください。
そうすれば汗の代わりに水滴が蒸発して、体温を下げることが出来ます。

半袖で外出する   それだめ!

暑い日に外出するときは当然少しでも涼しくするために半袖やノースリーブといった服装をする人が多いでしょう。

しかし、熱中症対策としてはこれは間違えです。

炎天下で肌を露出していると直射日光をダイレクトに浴びてしまうことになるので、紫外線の影響を受けやすくなります。

通気性や吸汗性の良い長袖の衣類を着用することで、汗をかいて体温が下がりやすくなります。

冷たい飲み物で体を冷やす  それだめ!

体を冷やすためにはよく冷えた冷たい飲み物を飲むのが一番、と思われがちです。
しかし冷たい飲み物を飲むと体は「体温が下がった」と勘違いし、汗をかかなくなります。

体の内部の熱は低下していないのに汗をかかなくなると放熱が止まり、熱中症を起こしやすくなります。

水分補給用の飲み物は常温程度のものが良いでしょう。

しっかり予防していたのに熱中症になった経験がある、という人は、本当にその予防方法が正しいものだったか見直してみてください。

これを機に正しい知識を身につけましょう。

貴妃座浴 熱をもって熱を制す

東京南青山よもぎ蒸しスタイル薔薇蒸し貴妃座浴  市川由見子です。

 

 

熱中症や脱水症は「汗をかかない」人こそ危険と判明!

暑いのに汗が出ないのは、身体が十分に機能していない証拠。

汗というのは、身体の水分バランスを調整したり、体温を平衡に保ったりする働きがあり、人間は汗のおかげで、体温を一定に保つことができています。

■汗で体調がわかる!?

体内に水分が多ければ、汗をかいたり、尿を作って身体の外に排出したり、そして体内が暑ければ、汗をかいて体温を下げるということで、汗は身体全体を調整する働きをしています。

熱を出した時や、暑い夏に汗をかくというのは、このような働きがあるからで正常なこと。この汗が出ないというのは、身体の不調サインなのです。

■汗が出ないのは病気が潜んでいる!?

汗は自律神経によってコントロールされています。

自律神経が乱れると汗が出過ぎたり、逆に出なかったりと、正常ではなくなります。特に汗をかきにくい人は、日中冷房の効いた場所で過ごしている人。冷房で身体が冷えきって、熱の発散を抑えるよう、身体が働いてしまうのです。

さらに糖尿病や高血圧、腎臓病などの病気によって、汗腺機能が弱まり、汗が出にくくなることもあるのです。汗が出ないことで、隠れていた病気が発見されることもあるのです。

■汗をかかないことで熱中症を発症!

普段から汗をかく機能が働いていると、熱中症にもなりにくいのです。

熱中症は、体内に熱をこもらせてしまうのです。汗をかいて温度調節ができないと、体内は熱を発散しにくくなってしまいます。

年配の人も、脱水が起こりやすく、さらに喉の渇きも脳に伝わりにくいので、熱中症になりやすいのです。

■汗を出やすくするためには

普段から身体を動かして、汗をかくようにするのは重要なこと。外気の温度の変化に身体が順応するようにすることで、汗も正常にかくことができます。また、お風呂にゆっくり浸かることも汗を出やすくする1つの方法です。

汗の元、水分補給もこまめにすることが大切。枯渇していると、汗をかきたくても、汗の原料がないので、かくことができなくなってしまいます。

8月は1年のうちで気温がとても高くなります。せっかく楽しいレジャーで熱中症にならないためにも、日頃から汗をかきやすい身体にするといいですね。

汗をかきやすくすることは、身体の老廃物を排出させることにもなるので、内面から綺麗になることができるので嬉しいですね!

この時期   頭痛持ちはつらい!

東京南青山よもぎ蒸しスタイル薔薇蒸し貴妃座浴市川由見子です。

 

頭痛は肩凝りや目の疲れから起こるものと、気圧やストレスから起こってしまうものとで対処法が違います。冷やした方がいいのか?温めた方がいいのか?対処法を間違えると効果がなく、悪化させてしまう場合もあります。そうならない為に、頭痛の原因別対処法を覚えておきましょう。

慢性的な頭痛の種類

慢性的に起こる頭痛の種類には大きく分けると2種類あります。一つは後頭部や側頭部がきゅっと締め付けられたように痛む「緊張型」の頭痛。

もう一つはこめかみがズキズキと痛み、その痛みでイライラして疲労する「偏頭痛」です。どちらの頭痛も薬を飲むタイミングが遅いと効かず、日常生活に支障をきたします。一度寝てしまわないと、長時間悩まされてしまう場合もあり、困りものです。

緊張型の頭痛の原因と対処法

頭がぎゅっと締め付けられたように痛む緊張型の頭痛は、肩こりや背中周りの筋肉の緊張で血管が収縮し、頭部への血の巡りが悪くなった状態で起こる、血行不足が原因です。このような症状には温める方法を試しましょう。

凝っている肩や首周り、筋肉が緊張している背中などを温めたり、マッサージで解し、凝りを解消するのが効果的です。凝りが慢性化すると同時に頭痛も慢性化しますので、普段から凝りを溜めないストレッチや軽い運動を習慣づける事が大切です。

偏頭痛の原因と対処法

こめかみがズキズキ痛み、気になってイライラするような偏頭痛は、セロトニンの減少が原因です。別名幸せホルモンと言われ、セロトニンが減少すると気分が落ち込み、鬱っぽくなる事で知られていますが、脳の血管の収縮にも関わっています。

このセロトニンが様々な理由で減少してしまうと、脳内の血管が広がってしまい、周りの神経を圧迫してしまいます。ズキズキとした痛みは脈拍と連動して広がるので、そのたびに痛みのリズムができ、悪化していきます。そんな時は冷やす方法を試しましょう。

偏頭痛は、まず痛む部位を冷やしながら安静にする事が大切です。パソコン仕事やスマートフォンを長時間見る事も、目を疲れさせ頭痛を悪化させるので中止します。可能であれば仮眠しましょう。仮眠する事で安静な状態を作るのです。

ストレスで起こる頭痛

緊張型の頭痛は、ストレスでも起こりやすくなります。心身にストレスを感じると、筋肉が硬直する為です。筋肉の硬直が積み重なると、軽いストレッチやマッサージだけでは追いつかず、万年血行不足の状態になります。

その血行不足が緊張型の頭痛を併発するので、日々の簡単なストレッチや、1日の終わりに湯船に浸かって体を温め疲れを取るなど、筋肉を解す習慣をつけましょう。

気圧の変化に注意

気圧の変動の差が激しい時にも、偏頭痛は起こりやすくなります。雨の日の前日や、台風の時期も要注意です。天気予報をチェックする習慣をつけましょう。最近ではスマートフォンのアプリで気圧の変化や変動を調べられるので、試してみて下さい。

天気予報や気圧アプリを利用し、気圧の差が激しい日には目を酷使する行為を避け、神経を緊張させないようにしましょう。

緊張型頭痛のケアストレッチ方法

血行不足が一番の敵!日々のストレッチを習慣化させましょう。誰でも簡単にできるストレッチを紹介します。

肩のストレッチ

1. 両腕の肘を曲げて、両手の指先を肩に置きます。
2.肘をなるべく引き締めて、両腕を頭上に向かって上げていきます。腕が耳の横を通るように、腕が開きすぎないように気をつけます。
3.頭上に上がった腕を、後ろに下ろしていきます。左右の肩甲骨を引き寄せるように腕を回していきます。
4.息を止めないように、呼吸のスピードと合わせて腕を回し続けましょう。
5.10周~20周ほど続けます。腕に疲れやしんどさを感じるほど凝っていますので、丁寧に行います。

偏頭痛予防に効く食べ物

偏頭痛を起こさない為にも、偏食は禁物です。バランスの良い食生活を心がけましょう。野菜や豆類を中心とした食事を多めに取るのが効果的です。積極的に摂りたい食材はこちら!
•大豆
•ひじき
•昆布
•アーモンド
•いわし

これらはマグネシウムを多く含み、血管の緊張を緩める効果が期待できます。さらに、ビタミンB2、ビタミンB6、トリプトファンなども神経を休めたり、ストレスで乱れやすい自律神経を整える為に必要な栄養素です。積極的に取りましょう。オススメはこちら!
•豆腐
•うなぎ
•納豆
•まいたけ
•レバー

バランスの良い食事に気を使い、頭痛を起こしにくい体質改善が大切です。しかしそれでも偏頭痛が起こってしまった時は、どうすれば良いのでしょうか?

カフェインで応急処置をする

偏頭痛が酷くなりそうな予感がする時、薬を飲む必要があるかどうか、まだ判断がつかない適度な痛みの時には、カフェインを取ってみましょう。カフェインには血管を収縮する作用があるので、ズキズキとする痛みを解してくれます。

飲むタイミングは、頭痛を感じたらすぐ!但し、飲み方には気をつける点がいくつかあります。ここを守らないと頭痛が酷くなる場合があるので、注意点も合わせて覚えておきましょう!
•頭痛が酷くなってしまってからは避ける。
•緊張型の頭痛の場合は避ける。
•飲み過ぎは避け、二杯程度に抑える。

薬に頼りすぎない心がけを

頭痛が頻繁に起こる方にとって、薬は精神安定剤のように必須となるものですが、薬に頼りすぎると痛みに鈍感になり、薬の効きも悪くなります。知らないうちに薬を飲み過ぎてしまうのは危険です。

頭痛の症状を見分けて対処する心がけと、普段の生活にストレッチやバランスの良い食生活を取り入れ、頭痛が起きにくい体質を目指してください。頭痛は体質改善次第で予防できますよ

梅雨時  女はつらいよ!

東京南青山よもぎ蒸しスタイル薔薇蒸し貴妃座浴  市川由見子です。

 

 

あなたのその頭痛 ダルさ 梅雨時だから?

 

ジメジメとした日が続く梅雨時は、なんとなくダルい、頭が痛いと感じる女性が増えます。

それは気候の変化だけによるものではなく、PMS(月経前症候群)の影響もあるかもしれません。
梅雨時期や天候の変化が大きい時期に多い頭痛とPMSの関係について紹介します。

 

女性の約80%にPMS症状あり
PMS(月経前症候群)は、「月経前3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経発来とともに減退ないし消失するもの」と日本産婦人科学会で定義されています。

月経がある女性の約80%は、何らかのPMS症状を感じているといわれ、その中の一部の人が、日常生活に支障をきたすほど強い症状を感じるとされています。
ここで問題なのはPMS自体ではありません。セルフケアできないほどの症状や、日常生活に影響を及ぼすほどの症状があるときには、専門家に相談したり、病院で治療を受けることが必要なのです。たとえPMS症状があっても、正しくPMSを知り、適切に対処することで自分らしく生活することはできます。

 


また、つらい頭痛でも、タイプによって対処法は異なります。PMSで頭痛が起きていることもありますので、それぞれの対処法をご紹介しましょう。

 

 


頭痛には種類がある
女性に多い頭痛は、緊張型頭痛と片頭痛です。
緊張型頭痛:頭が締め付けられるような頭痛で、前兆や吐き気など付随した症状がない。運動不足や不安・緊張などのストレス、姿勢の悪さでも起こる。


片頭痛:脈打つような頭痛が特徴。頭痛の前に、目の前がチカチカする、音や匂いに過敏になるなど前駆症状を伴うことがある。動作で痛みが増すことが多く、暗くした部屋で横になると落ち着く。

 


低気圧や台風が近づくと頭痛がするなど、天気に左右される頭痛や前駆症状がある、頭痛とともに吐き気や嘔吐するなどの場合は、片頭痛と考えて頭痛外来を受診することをオススメします。

 


月経前に頭痛がする場合
PMSに頭痛の症状が出る場合、片頭痛でないかどうかも大事!
もしかしたら、PMSではなく片頭痛の月経前増悪かもしれません。

 

その場合、PMS治療の効果がないばかりか、ピルによる治療をした場合は片頭痛を誘発してしまうこともあります。最近の研究では、片頭痛の人は頭痛がない人に比べて、心筋梗塞のリスクが高いといわれ、脳梗塞を合併するリスクも2倍といわれています。

 


今は、片頭痛の予防薬も多くあります。たかが頭痛と思って放置せず、将来の病気予防の観点からも、きちんと頭痛外来などで治療を受けてください。

 

 


PMSに伴う頭痛では
片頭痛ではないけれど、月経前に頭痛があり、めまい、むくみも気になる方は東洋医学的には水毒が考えられるかもしれません。漢方薬で、頭痛やむくみ、めまい症状も改善できることがあります。PMS外来や漢方外来、漢方薬局で相談してみてください。

 


また、冷たい飲み物を飲むのも控えた方がよいです。常温以上のものをこまめに飲んで、お手洗いは我慢せずスッキリさせましょう。夏野菜は水分を多く含むものが多く、体が冷えやすいので、食べすぎには注意が必要です。