東京南青山よもぎ蒸しスタイル薔薇蒸し貴妃座浴 市川由見子です。
昨夜は、寝る前に寝室にエアコンで室温を下げて就寝しましたが、
目を覚ますと少し頭痛が!
私の感覚では「脳の酸素不足!」
起き上がる前にふくらはぎをもんで、
手と足を天井に上げて、ブラブラする「ゴキブリ運動」←ネーミングが悪いですね!
スッキリしました!
寝る前のふくらはぎのマッサージで血行をよくしておくと、就寝中の熱中症予防にもなります。
あなたの知らない熱中症!
体温調節機能を妨げる「熱」が体の内側からやってきた場合にも、熱中症は起こる可能性があります。この点で、「湿度」にも注意が必要です。
たとえば室内で軽い運動をしていて、湿度が高いために汗をかいても蒸発せず、体内に熱がこもってしまった場合にも、熱中症が起こる可能性があります。
気温がさほど高くなくても、湿度が80%を超える日は汗が出にくくなるために、体内に熱がこもりやすくなります。
たとえその日が涼しくても、前日まで熱帯夜が続き、高齢や睡眠不足から体力が落ちているような場合は、熱中症となるリスクが潜在的に高まっています。
室内で静かにしていた高齢者の方が熱中症で倒れる場合もありますし、梅雨どきの湿度の高い日に、体調のすぐれない子供が体内の熱をうまく放出できずに熱中症になる場合もあるのです。また夏場の閉めきった浴室での長湯では、入浴中の高齢者の熱中症が起こりやすいとされます。
とりわけ65歳以上の高齢者は、他の年齢層に比べ、重症患者の割合が増加する傾向にあるそうです。
高齢になると汗腺の機能が低下して汗をかきにくくなりますし、体温を調整する自律神経の働きも低下するなど、身体機能が低下して熱中症が起こりやすくなるのです。
ちなみに持病がある方・治療で薬を服用している方は、病気の症状や薬によっては体温調節や発汗が妨げられ、熱中症の発症や症状の重篤化に影響が出るおそれもあります。
夏風邪による発熱や下痢による脱水症状は、そのわかりやすい事例ですね。
気づきにくいところでは、糖尿病で尿に糖が漏れだしていたり高血圧で服用している利尿薬によって脱水状態を招きやすくなったり、あるいは抗うつ薬や睡眠薬など自律神経に影響を与える薬を服用している場合に、副作用で体温調節機能が妨げられるケースなどもあります。
さて、このように熱中症は必ずしも、炎天下や猛暑日に激しいスポーツをしているようなときだけ起こるものではありません。
特にまだ体力がなく、体温調節機能も未発達な幼児・小児に対しては、暑い時期がくる前の梅雨時においても、熱中症に対する備えが必要になります。
また、炎天下の車中に閉じ込められた乳幼児が熱中症で死亡するという痛ましいニュースは、毎年のように耳にされることでしょう。
これは車外にいる大人がさほど暑くないと感じる状況であっても、炎天下の車中は思わぬ高温になっている場合が多いこと、そして乳幼児は体温調節機能がまだ未熟なために脱水症状を起こしやすく、急激な温度変化に身体が対応しきれないため短時間でも症状が重篤化しやすいこと、が主な理由です。
炎天下では、閉めきった車内が45~47℃の高温に達し、車外よりも20℃近く気温が高くなっているケースも珍しくありません。
大人と乳幼児の外気温に対する感覚の違いが、悲劇を引き起こす危険性を常にはらんでいるのです。
以上のとおり、熱中症は室内や車中、あるいは冬の室内など様々な場所・状況で起こりうること、そして外見上さほど汗をかいてなくても脱水症状が進み、熱中症となる場合もあることを知っておきましょう。