運動 – 冷え性対策と改善法
適度な運動で冷え性を改善
冷えを感じるときに、会社でもお家でもカンタンにできる体操をご紹介しましょう。
冷えを一言でいえば、血液の循環が悪くなること。運動をして、身体の血行を促進することは、冷え性改善には必要なことですね。
忙しい方でも、お風呂上りや寝る前などのちょっとした時間に、ちょっとした体操をしてみると、また体の冷え方が違ってきますよ。
本「冷え性を治す」(ヨシコクリニック院長・高木嘉子著)に紹介されている体操に、お友達から教えてもらって手ごたえのあった体操も加えて、まとめてみます。
冷え性改善の体操とストレッチ
誰にでもできるとてカンタンな体操です。
ちょっと時間があるときに、またはちょっと冷えてきたなと思ったときに、すぐにできるものばかりです。ちょっとの体操でも、習慣にすると冷えの予防になりますよ。
足首と足の指を動かすストレッチ
冷え性の原因のひとつに、足の関節の機能低下があるといわれています。ここをほぐして、血液の巡りをよくしていきます。特に足指体操は、足先の冷えに効果がありますよ。
- 足首を伸ばしたり、クルクル回します。
- 足の指を動かします(足指でグー・パーをするように)。
ふくらばぎのストレッチ
ふくらはぎの筋肉は、血液を心臓へ送る重要な働きを持っています。ここの筋肉を動かすことで、血液の巡りを良くします。
- 立ったままでも、座ったままでもOKです。その姿勢で、かかとを上げ下げします。
また、電話帳などを置いて5~6cmの段差を作ったり、階段の段差を利用したりして、段差につま先をのせて、かかとの上げ下ろしをしてふくらはぎを伸ばせば、より強力にストレッチできます。 - いわゆる、アキレス腱伸ばしも効果的です。
片足を前に出してひざを曲げ、後ろ側になった足のかかとは床から離さず、アキレス腱を20秒間伸ばします。
手のストレッチ
手先が冷える人は、こんな体操で筋肉を動かしていきましょう。
- 手首をクルクル回します。
- 腕をのばし、片方の手で手の平を反らせます。伸ばした腕は曲げないようにしましょう。
体の中心部をストレッチ~おじぎ体操
おじぎをすることでお腹に集まった血液を抹消に戻す体操です。単純ですが、体の中心部の筋肉を動かすことで、腰をひねるよりも筋肉を大きく収縮させ、血液の巡りが良くなります。
- 足をそろえて真直ぐに立ち、ゆっくりと上体を出来るところまで前に倒します。これを5回~10回程度繰り返します。
青竹踏み、足の裏をたたく
足の裏にはツボがいっぱい。足の裏を叩いたり、もんだり、または青竹踏みをしたりして、足裏を刺激してみましょう。