アロマテラピーの歴史

◆アロマテラピーの由来◆

アロマテラピーは、フランス語「armatherapie」からの
外来語で、アロマテラピーは英語の発音です。

アロマテラピーは、フランスの科学者〈ルネ・モリース・ガットフォセ〉による造語で
アロマが「芳香」テラピーが「療法」を意味します。

1910年、
ガットフォセは会社のラボで爆発事故に…
重傷のやけどを負い、ガス壊疽になりかけていました。
ラベンダー業者との交流から、傷跡にいいという話を聞いていて
最後の頼みの綱として、包帯をとった痛々しい傷跡に
ラベンダーのエッセンシャルオイルを浸したところ、効果はなかなかのもので
ラベンダーの殺菌作用、瘢痕再生作用のおかげで傷跡はだいぶ回復したというものです。

爆発事故で背中と両腕にやけどを負い全治3か月だったそうです。

その後

ガットフォセは、民間薬としての精油の利用に興味を持ち
1924年
医師による癒傷作用試験や臨床報告をまとめ、論文を医師と共同

1932年にも論文を発表。

1937年に【アロマテラピー】というタイトル本を出版

1950年に出版した化粧品の本を最後に、同年モロッコで没した

1977年に英訳され、イギリスで流行した後

世界に広がりました。

でも残念ながら、抗生物質が医療の現場でメインに使われると同時に
この本もみなの記憶の片隅に追いやられて行ってしまいました。
ガットフォセは、歴史小説、哲学本、コスメと美容の本などたくさんの著作を世に送り出しています。P1000854

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