生理痛改善   低体温は生理痛を悪化させる

低体温は生理痛の痛みを重くする

女性にとって辛く憂鬱な生理痛。
生理痛には個人差があり、痛みが軽い人もいれば、鎮痛剤が効かないほど重い人もいます。
低体温は生理痛にどんな悪影響をあたえているのでしょうか。

 

低体温になると血流が滞り、
血液中の酸素や栄養が生殖器に行き届かなくなるのが原因です。
実は生理痛の重い人は低体温である場合が多いのです。

 

生理痛の症状が重いと腹痛と腰痛の痛み以外にも、吐き気やおう吐を伴うこともあります。

 

毎月やってくる生理に痛みや不快感が伴えば、大きなストレスにもなりますね。
初潮を迎えて閉経するまでに33年と3ヶ月くらいと言われていますが、
こんなにも長いお付き合いをするのなら、軽くすむほうが、どれだけありがたいことでしょう。

 

痛みを和らげるには、体を温めることも効果的だと言われています。
実際、生理痛のときに腰のまわりを温めると楽になった経験がある人も多いはずです。

 

これは腰まわりを温めることによって子宮のまわりの血行がよくなり、
スムーズに経血が排出されるようになるためです。

低体温からくる生理痛の病気

卵子は、酸素を使ってエネルギーを得ます。
体温が下がって血行が悪くなり、酸素が卵巣にまで行き届かなければ、その機能が低下してしまいます。

 

子宮や卵巣の働きが悪くなれば、子宮内膜や経血がスムーズに体外に排出されなくなり、
痛みにつながるのです。
体温が低く、血行が悪い場合はまず体温から改善を試みましょう。

 

体の冷えによる血行不良や、
ホルモン分泌のバランスが悪いことから起こる生理痛は「原発性月経困難症」といいます。

 

これには体温を上げることも改善の一手となります。

 

また、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫、骨盤内炎症など、
子宮やそのまわりの内臓の病気による生理痛は「続発性月経困難症」です。

 

専門医による診断と治療が必要になります。

 

どちらの場合も原因を知ることで治療ができます。

 

体温を上げて血液の流れを良くすることで良くなることもありますので、普段から高く体温を保てるよう、
バランスの良い食生活を心がけたり、運動の習慣を作るようにしましょう。

 

オシャレなファッションにこだわるあまり、生足を出す服装をする10代20代の女性を多くみかけますが、
子宮を冷やす格好なので、生理痛が重くなるほか、子供ができにくい体になりますから
控えたほうがよいでしょう。

 

それでも痛みが改善せず、
薬を飲んでも毎月痛みで動くのが辛く、うずくまるような痛みを感じている人は、
その痛みが婦人科系の病気のサインになっているかもしれません。

 

低体温改善を含めた生理痛改善プランを考えましょう!

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