月別アーカイブ: 2014年11月

座浴温浴でデトックス

秋も深まり、冬の訪れを予感させる季節の変わり目、

みなさん、あったまってますか?

 

座浴・温浴は、自律神経のメリハリがついていいかんじですね。

 

 

デトックスとしても効果的な温浴について

デトックスは、若さと健康を保つための最重要テーマのひとつ。

私たちは多くの有害物質にさらされて生きていますから、
お風呂・温浴のようなごく身近なところからデトックス意識を持って
生活することがとても大切です。

 

 高い温度のお風呂に短時間浸かるのでは、
汗腺からの一時的な反応性の汗が出るだけで、
デトックス効果は期待できません。

 最近の研究では、有害物質を出す汗は、
意識しないで出る汗とは別物だということがわかってきました。
有害物質を出す汗は、表皮の深部にある皮脂腺から
にじみ出てくる汗です。

 

 

皮脂腺から汗をかくには、温浴がおすすめです。
42度以上で30分ほど温浴をすると、皮脂腺からじわじわと汗が出てきて、

体に蓄積された重金属などの
有害物質や脂肪分もどんどん排出してくれます

 

温浴は、心臓への負担が少ないので、下半身からじっくり体を温めながら、
皮脂腺からの発汗を促しましょう。
たくさん汗をかくので、半身浴の前後にミネラルウォーターで
たっぷり水分補給しましょう。

 

温浴のあとは血液がさらさら流れるようです。

 

血液だけでなく、血管にもいい効果があります。
 温浴で時間をかけて血流をよくすると、
血管の内側の細胞から、血管壁を拡張させる一酸化窒素が適度に分泌されて、

全身の血管がしなやかになるんです。

 

血管から若返る!

 

血管はホルモンを運搬する経路。

血管が整っていなければアンチエイジングホルモンを体の隅々まで

行き渡らせることはできません。

欧米人の老化が早いのも、シャワーですませる人が多いため、
毛細血管や末梢の血管が開く機会が少ないことが一因だと思います。

 

 

 

よい汗をかくには、リンパの流れをよくすることも大切です。
 温浴をしながらリンパマッサージをすると、
よりデトックス効果が高まります。

 

P1000572

 

 

低体温改善

『低体温は免疫力が弱い』

平熱とは36・5度から37・1度であるとお伝えしましたが、

最近は平熱が36度以下の人も増えています。


少し低い程度では病気とは言えませんが、
体温が低いと感染症にかかりやすくなります。

 

50歳以上の人は、

若い頃に比べて血管も硬くなるなど動脈硬化の症状も表れがちです。

それに加えて低体温で血流が悪くなれば
心筋梗塞などの循環器疾患の危険性も高くなります。

 

一般に体温が1度上がると免疫力は30%増すと言われています。

血流がよくなり免疫をつかさどる白血球の
動きが活発になり、病気になりにくくなるのです。

 

体温を高めるのに必要なのが多くの熱を生み出す筋肉です。

運動不足や加齢などで筋肉量が減ると体温が下がってきます。

 健康的に体温を上げるには筋肉量を増やす運動が一番です。

筋肉の70%は下半身にあるのでウォーキングなどがいいでしょう。

 また、風呂はシャワーだけでなく湯船につかるなど

ふだんの生活習慣も大事です。

 

ストレスは微熱の原因にもなりますが、体温を下げる要因にもなりますので、規則正しい生活を心がけてください。

(講師は正木初美・正木クリニック院長)

(読売新聞)

低体温はダイエットどころではなくまず体温を上げることが大切いうことですね。P1000840

アユルヴェーダ 秋冬の食べ物

秋・冬はアユルヴェーダでいう
ヴァタのエネルギーが強く なる季節です。

ヴァタは風と空間のエネルギー。
一般的に、乾燥したり、冷たくなる、軽くなる時期です。


みずみずしい緑だった野原の草も茶色くなり、
森の木々も紅葉の後、枯葉や落ち葉に覆われます。
 
 

人の人生にもヴァタがあり、40代,50代を過ぎると
ヴァタのエネルギーが強くなってきます。

今までよりも
皮膚・骨・髪など乾燥しやすくなり、もろくもなるので
心してセルフケアに勤めなければいけません。

この季節、人生のこの時期、体を冷やす食べ物は禁物です。
 
 

特にヴァタのエネルギーが強い人、一般的には、活動的で
やせ形(BMIが20以下の方)で乾燥型の体質の方は特に気をつけましょう。

夏の間、生の野菜や果物をせっせと食べていたとしても
秋から冬にかけては、調理した野菜や、根野菜で体を温めます。

牛乳や乳製品は体を冷やすので必ず温めて
ドライジンジャーやカーダマムのスパイスを加えて飲みます。

(できれば牛乳・乳製品はできるだけ減らした方がいいです)

ギー(澄ましバター)は大丈夫です。
 
 

夏野菜が体を冷やす一方で、
熱帯の果物、パイナップルやココナッツは
基本的に体を冷やすので暴食しないように、
食べる時には少なくとも常温で食べるようにします。
 
 

冬野菜,特に根野菜類は体を温めるものが多いのです。

体を温めてヴァタの
バランスを整える食材
*ニンジン
*タマネギ
*ニンニク
*ショウガ
*ウコン(ターマリック)
*スウィートポテト・さつまいも
*カボチャ・スクワッシュ類
*ビーツ・てんさい類
*オクラ
*リーク(深ネギの仲間)
*アスパラガス

ココナッツオイルには様々な健康上の効能がありますが
これも体を冷やすので生理中の女性や
ヴァタの年齢にさしかかった人は摂りすぎないようにします。

秋から冬は
ココナッツオイルを使っていたものをごま油に変えるといいです。

飲食にもマッサージにも
夏はココナッツオイル、秋・冬・春までごま油、と使い分けるといいです。

効能のあるものも、季節の変化や体の変化を無視して使っては何にもなりません。

ココナッツオイルの効能
http://ameblo.jp/yogakana/entry-11609213213.html
 
 

わたしも生の果物や野菜が大好きなのですが、
年齢的にも体質的にもやせ形で乾きやすいので、
このごろは果物も低温でコンポートにしたりソースにしたりします。

秋・冬は温野菜・スープや野菜入りリゾット・雑炊や鍋料理が大活躍します。

ショウガとウコン(ターマリック)も
お味噌汁にスープにキチャリ(インド風おかゆ)に常用してます。

人参・ビーツ・アスパラガスは
体のタイプ・ドーシャを問わず、スーパーフードと言われるお勧めの食材です。