あなたを「BE 美 ライフ」へ導くアロマの7つの効能


 あなたを「BE 美 ライフ」へ導くアロマの7つの効能

 

ストレスを軽減する



アロマの香りの最大の効果は、感情に働きかけることでしょう。私達は、常にストレスにさらされながら生活をしています。私達の身体はストレスを感じると、脳内でホルモンを分泌し副腎でコルチゾールが分泌され、全身で闘おうとします。

しかし、対処出来ない程の強いストレスとなってしまうと、脳細胞はダメージを受けてしまい、機能が低下してしまいます。香りは、心に蓄積していくストレスを解放し、負担を軽くしてくれる作用があります。

悲しい気持ちや不安を包み込み、そっと寄り添ってくれます。イライラした気持ちや怒りに安らぎや落ち着きを与え、高ぶる神経を鎮めてくれます。そして、こうしたネガティブな感情を排除するだけでなく、明るく幸福感に満ちた前向きな気持ちを芽生えさせてくれ、やる気を取り戻してくれるのです。

香りは、こうしたメンタルケアにおいてなくてはならない大切な要素の1つとなります。

 

女性ホルモンの分泌を高める



香りと女性ホルモンには、深い関係があります。女性ホルモンとは、エストロゲンとプロゲステロンという、女性が女性らしくあるために不可欠な2つのホルモンです。俗にいうホルモンバランスの乱れとは、この女性ホルモンのことを表しています。

女性の場合、日々の生活で女性ホルモンが減少してしまうことがあります。また、ライフステージが変化していくとともに、自然と少なくなっていくものでもあります。こうした現象は、女性特有の症状を引き起こす原因となります。ですから、このバランスを崩さないようにキープすることが大切です。そこでアロマによる香りの力が、大変役に立つのです。

女性ホルモンは、大脳の視床下部が指令を出し、脳下垂体を経て卵巣から分泌されます。心地のよい香りは、鼻を通して大脳辺縁系を刺激し、視床下部からの指令をしっかり出させる働きをしてくれるのです。

 

自律神経を整える



ホルモンバランスと自律神経は密接な関係にあります。というのも、脳内のホルモンバランスの管理を司る部分と自律神経の管理を司る部分は近くに存在している為、互いに影響し合いやすいからです。

ホルモンバランスをコントロールしている場所に異常が出てしまうと、それにつられて自律神経をコントロールしている場所にも不具合が生じてきてしまいます。それとは逆に、自律神経が乱れてしまうと、ホルモンバランスも崩れやすくなってしまうのです。

特に女性の場合、女性ホルモンの分泌が増え始める「思春期」、妊娠や出産が可能な身体へと整う「成熟期」、女性ホルモンの分泌が減少を始める「更年期」には、ホルモンバランスが乱れやすくなり、結果として自律神経失調症に陥りやすくなります。

アロマの効能には、ホルモンバランスだけでなく、自律神経も整える働きがあるのです。

 

深い睡眠へと導く



睡眠は生命維持に必要不可欠です。私達は睡眠なしでは生きていくことが出来ません。寝ている間には、何種類ものホルモンが脳内を始めとする身体のメンテナンスを行ってくれます。

睡眠時に出るホルモンとしては、疲れを回復させ新陳代謝を行う成長ホルモンや眠りそのものを誘導するメラトニンが有名です。睡眠がしっかりとれないと、夜間に働いてくれるホルモンの分泌が不安定になり、全体のホルモンバランスが崩れることにつながります。

アロマによる香りは、副交感神経を優位にすることで、快適な眠りへと誘うだけでなく眠りの質も高めてくれます。

 

老廃物を身体の外へ出す



デトックスという言葉を耳にしたことはありませんか。デトックスとは、体の中に溜まってしまった毒素を排出する方法の事を言います。身体の中から毒素を除くと、身体の機能は本来の力を取り戻し、健康になります。そのためには、代謝をあげて活発にさせることが必要です。

アロママッサージでは、アロマオイルを使いリンパ腺や血管に沿ってマッサージを行うことで、熱を生み出して発汗を促し、むくみやセルライトを取り除きます。マッサージによって、アロマオイルの成分が直接肌から取り込まれ、皮膚や神経を刺激し、筋肉の緊張をほぐし、滞ったリンパや血液の流れは良好になります。

また、香りとスキンタッチでの相乗効果も加わり、全身がリラックスすることが出来ます。

 

血液循環を正常にする



アロマには、お風呂の浴槽に精油を混ぜて入るアロマバスもあります。アロマバスもアロママッサージ同様、身体を温めて代謝をよくさせることを目的としています。身体を温めると、血の巡りが良くなります。血液は、その成分である赤血球が身体のすみずみまで酸素と栄養素を運び、熱を運搬します。こうした血液の流れが悪くする要因に、自律神経が乱れがあります。

自律神経は、冷えている部分を温める血液を送ろうと交感神経を使うのですが、酷使すると体温機能調節を狂わすこととなり、冷え症をもたらしまいます。自律神経の乱れは、前述の通り、ホルモンバランスの乱れを誘発させてしまう原因でもあります。また、冷えは万病の元とも言われています。

いろんな病気を引き起こさないためにも、精油の成分を肌から吸収し香りを吸い込み、血行を良くして冷え体質は改善する必要があります。

 

免疫力を高める



免疫力とは、身体の外から入ってくる無数のウイルスや細菌から身体を守る防御力のことです。免疫機能を担う免疫細胞には、白血球やリンパ球があります。

アロマテラピーで使用される精油の中には、こうした免疫細胞の生産を高めたり体内の免疫系を刺激して、病気に負けない丈夫な身体つくりをサポートするものがあります。代表的なものに、カモミール、サンダルウッド、ティートゥリー、ラベンダー、ローズウッド、レモン、ミルラなどがあげられます。

こうした免疫力を高める精油の成分を、アロママッサージをすることによって、皮膚から全身に渡っている神経へ届けることが出来ます。また、アロマの香りで質のよい睡眠をとることにより免疫力はあがり、アロマバスによって体温をあげることも、免疫システムを活性化させてくれます。

 

 ホルモンバランスを整えるには、精油そのものが機能へ直接働きかけるケースと、相乗効果として治癒をもたらすケースがあります。植物に秘められている力を最大限有効活用しようとして作られた精油。この薫りのの使い道を人々の健康維持へと向けた先人の知恵は素晴らしいですよね。

ホルモンバランスは、ちょっとしたことがきっかけで影響を受けてしまいます。私達の身体の機能は、強そうでいて実はとても繊細にできているのです。ホルモンバランスの状態が良いと、肌や髪に潤いとツヤが生まれ、病気になりにくく、メンタル面においても身体の面においても健康でいられます。

薬に頼る方法もありますが、ホルモンバランスの崩れからくる不調を感じている方は、植物の力を信じてアロマを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

コメントを残す