貴妃座浴のお客様の声に「生理の時の貧血がひどくて!」の声があります。
生理痛の重い人は、たいてい貧血にも悩まされています。
鏡の前でべーっと舌を出したときに白っぽい、
生理が遅れ気味である、顔が青白い、手足が痺れる…
などの症状がある人は、体内に血液が十分に足りていません。
生理痛が重くて貧血気味である、と婦人科を受診すると
筋腫が見つかることもよくあります。
筋腫ができたことで子宮内が広がり内膜の面積が増え、
月経時の出血量が多くなります。
筋腫があることで子宮の収縮が鈍り、
止血力が弱まるために月経が長引いたりすることも。
これらが原因で過多月経となり、貧血になるのです。
筋腫がない方の貧血の場合は、食生活で地道に改善していくのが解決法です。
貧血に良い食べ物は、鉄分を含むものです。
レバーは、ヘム鉄、たんぱく質、ビタミンB群も豊富です。
レバー以外のお肉では、牛肉や豚肉など赤みの強い肉ならば
ヘム鉄とたんぱく質を多く含んでいます。
鉄分とビタミンB6を多く含むマグロやカツオ、シジミなどの
魚介類もおすすめです。
妊婦さんには欠かせない葉酸を含む食材としては、
ほうれん草やブロッコリー、くるみなどがあります。
ひじきやワカメなどの海藻類や豆腐など大豆製品も
おさえておきたいですね。
また、造血作用のあるマグネシウムを含む食材には、
アーモンドや大豆があります。
これらの食材で食養生を考えてみませんか?貴妃座浴からの提案です。