冷え緩和薬湯

東京南青山 よもぎ蒸しスタイルの枇杷の葉座浴 貴妃座浴

 

貴妃座浴ではバラ科の枇杷の葉とアロマオイルの薫りの座浴を提供しています。

 

ご自宅では、冷え・低体温・生理痛緩和に枇杷の葉湯をおすすめしますが、

そのほかにも冷え・低体温・生理痛緩和にいい家庭で楽しめる薬湯をご紹介いたします。

 

薬湯の特徴は、植物から出る香りで、植物や、植物から抽出した精油成分を使って、香りの成分を体内に取り入れることです。
香りの成分は鼻の粘膜から血液に吸収されて、脳に伝わります。
血流が良いと良い香りもたっぷりと血液に吸収されます。
植物の香りには、様々な効果があります。

神経のリラックス効果:ホルモン系や免疫系の神経細胞を刺激し、体を健康にします。
鼻粘膜からの吸収だけでなく、湯に溶け出した精油成分には、ビタミンやミネラルも含まれて肌の表面について肌表面をコーティングし、美肌づくりにも効果があります。

種類によっては保温効果もあります。
薬湯には生の植物を使うことが望ましいのです。

植物からその成分を抽出して凝縮した薬湯オイルやエッセンスもあります。
 大量の生の植物が手に入った時に、薬湯エッセンスを作り置きすることも出来ます。
薬湯は湯の温度がぬる過ぎると成分が十分に溶け出しませんから、湯の温度はある程度高めがおススメ
薬湯は40度以上で、15分以上入浴するのが理想的だと言われています。
40度以上では、やや熱めの温度ですから長時間の入浴には注意する必要があります。

疾病がある場合医師とご相談ください。

 
しょうがをすりおろす「生姜湯」
菖蒲湯も冷え性に良く、大根の葉の部分の「大根湯」も冷え性に効きます。
枇杷やみかんも薬湯として冷え性に効果的です。

 

漢方養生では

腎陽不足証(じんようふそくしょう)の方

 

 足腰がいつもだるく、疲れやすいという人がこのタイプです。

「腎陽不足症」とは「腎」(西洋医学でいう腎臓の働きだけでなく、ホルモン系や生殖器系などの働きも含む)に身体をあたためるエネルギー(陽気)が不足しているタイプで、そのため冷えや倦怠感があらわれます。このタイプの人には「またたびの実」「黒文字の実」「呉茱萸(ごしゅゆ)」といった生薬がおすすめです。

 

 

血虚受寒証(けつきょじゅかんしょう)

 

 血液が不足している状態を東洋医学では「血虚」といいます。「血虚受寒証」は血圧が低く、常に貧血気味で、それが冷えを助長しているのです。このようなタイプの人には、血の不足を補う「当帰(とうき)」「せんきゅう」「干葉(ひば)」がよく効きます。

 

 

肝気鬱結証(かんきうっけつしょう)

 

 体内には「気」(生命エネルギー)がめぐっていますが、「肝気鬱結証」は文字通り「肝」の気のめぐりがとどこおっているタイプで、ストレスが強く、イライラすると冷えるのが特徴です。肝気鬱結証には、「陳皮(ミカンの皮)」「ハッカ」「しその葉」が効果的です。

 

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