◆低体温とは?
健康的な人の体温は36.6くらいです。
低体温症の人はそれよりも1℃低い35.5℃くらいになっています。
低体温だと太りやすい、血行が悪くなり体の免疫力が低下、そのため病気にかかりやすくなる、肩こりや腰痛の原因に、様々なトラブルの元になる可能性があります。
ほとんど自覚症状が無い人の方が多い。
気づきやすい症状としては、手足が冷えやすい、常に指先が冷たいといった「冷え性」の症状です。
◆低体温になる原因とは?
代謝に関係するホルモンの中で「甲状腺ホルモン」が不足りすると、低体温になることがあります。冷え・疲れやすさ・むくみ・血圧の低下などがある人は、一度甲状腺機能を調べてもらった方がいいでしょう。
低体温になる大きな一因としてもストレスがあります。
ミネラル・ビタミンが不足すると、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になります。また無理なダイエットをすると、更にミネラル・ビタミンは不足します。
寝不足や運動不足
水分の摂り過ぎは低体温を助長
◆低体温になるとこんな病気を招く
脳内神経伝達物質の一つである
“セロトニン”の生産がうまくできなくなります。
セロトニンとは、精神を安定させる作用を持つ物質。
セロトニンが不足すると、心のバランスを崩します。
これが、いわゆる“うつ状態”です。
自律神経のバランスが乱れて血液の循環に障害が生じると、
血行が悪くなって低体温になると共にリンパ球が減少。
当然、このNH細胞の働きも減少するわけですから、
ガンの増殖を許してしまう状態になってしまうのです。
低体温によって血液の流れが滞っていることが原因。
ストレスをため込み易く,
生活が不規則になりがちな現代人は、
体温調整やホルモン分泌を司る自律神経のバランスを乱しがちに。
自律神経の乱れは、低体温のみならず、
内臓の働きを低下させてしまいます。
女性の場合不眠症、月経痛や月経不順、子宮筋腫など女性の病気を引き起こしてます。