冷え性になると体が冷えるだけでなく、さまざまな症状をもたらします。
●体に痛みを招く
血行が悪くなることにより、体の筋肉が緊張して硬くなります。
その為、硬くこわばった筋肉への血液の流れが悪くなり、首、肩、腰などに痛みを引き起こします。
血行が悪くなると同時に、頭にある神経も圧迫される為、頭痛・片頭痛も招きます。
また、耳の器官である三半規管にも血液が正常に送られない為、耳鳴りを伴います。
血行不良によって、このように体に様々な痛みを招きます。
●生理痛がひどくなる
女性の場合、毎月の生理の傷みは軽減したい!ですね。
生理になると経血をサポートするプロスタグランジン物質が分泌され子宮が収縮し、このプロスタグランジンは経血と共に体外へと排出されます。
しかし冷え性の場合、血液の流れが悪い為に子宮が上手く収縮できなくなり、経血を押し出すことが困難になります。すると、経血をスムーズに流そうとこのプロスタグランジンが過剰に分泌され、傷みが強くなります。
●肌が荒れる
血液の流れが滞ることで、代謝が悪くなります。
代謝が悪くなると全身に栄養が回らなくなるだけでなく、お肌の生まれ変わりを行う、ターンオーバーというお肌の新陳代謝が乱れ、肌は上手く生まれかわることが出来なくなり、肌荒れへと繫がります。
●妊娠しづらくなる
血流が悪くなることで体の機能が低下すると共に、妊娠をサポートしてくれる女性ホルモンもバランスを崩します。
体の下半身にある子宮や卵巣は、特に冷えによって影響を受けやすく、赤ちゃんは血流の良い温かな子宮で育つ為、冷えている子宮は妊娠しづらい環境なのです。