東京南青山 よもぎ蒸しスタイル薔薇蒸し芳香浴貴妃座浴 市川由見子です。
私はプチ自慢になりますが、座浴・温灸を日常生活に取り入れているからか
ここ数年風邪・インフルエンザにかかっていません。
私だけでなく、貴妃座浴のお客様(毎月2度以上ご来店のお客様ですが) インフルエンザ患者0記録更新中です!
自宅で子供たちに学習指導していた時も 次々「インフルエンザで休みます、先生も御気を付けてください」と連絡があっても、私は大丈夫でした。
生徒たちから「時には、鬼の霍乱になって、お休みにしてよ~~~」
といわれていました。
私は「鬼の上をいく、鬼ばばだから、病気が避けていくのよ~!」と切り返していました。
ということで、 鬼の霍乱にならないように風邪とインフルエンザ対策を
かぜとインフルエンザの違い
普通のかぜの多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。
発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れ、これらの激しい症状は通常5日間ほど続きます。
併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児などは命にかかわることもあります。
かぜ・インフルエンザの流行時期
かぜは原因となるウイルスの種類によって活動時期が異なるため、流行時期が変わってきます。
鼻かぜの原因となるライノウイルスは、主に季節の変わり目の春と秋に流行します。
気管支炎などののどの奥の炎症につながるアデノウイルスは晩冬から初夏にかけて、いわゆる夏かぜの原因エンテロウイルスは夏に蔓延します。
インフルエンザは12~3月に流行します。
温度が低く乾燥した冬には、空気中に漂っているウイルスが長生きできるからです。
また、乾燥した冷たい空気でのどや鼻の粘膜が弱っていること、年末年始の人の移動で ウイルスが全国的に広がるのもひとつの原因だと言われており、これらの原因が重なって流行しやすい時期となっています。
かぜ・インフルエンザの性質
風邪・インフルエンザは乾燥が好きです。
特にインフルエンザウイルスが好きな環境が「 乾燥 」。さらに人間の側にとって都合が悪いことに、ウイルス侵入を防ぐ第一の門「のど」が乾燥すると、異物(ウイルス)を排除するはたらきが弱まってしまうのです。
逆に言えば、ウイルスは水気を嫌います。湿度が50%になると、ウイルスは約3%の生存率しかありません。
◆予防と対策
かぜ・インフルエンザを予防するには
かぜもインフルエンザも基本的に予防方法は同じです。
(1) 外出後の手洗い、うがい
うがいや手洗いは咽頭粘膜や手指など身体に付着したウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、感染予防の基本です。
外出先から帰宅した際は、こまめにうがい・手洗いを行いましょう。
(2) 適度な温度・湿度の保持
適度な室温は18~20℃。身体を冷やすと免疫力が低下して、風邪を引きやすくなります。
また、夜明けの急激な気温の低下がせきを誘発するので、室温を保つ工夫が必要になります。
さらに、空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、かぜやインフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、十分な湿度(50~60%)を保ちましょう。
適度な室温・湿度を保つには、温度計や湿度計でのこまめなチェックが重要。
(3) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
からだの抵抗力を高めるために十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
(4) 人混みや繁華街への外出を控え、やむを得ず外出する際のマスク着用
かぜやインフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や慢性疾患を持っている人、疲労気味、睡眠不足の人は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出をして人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等は捕捉されるため、不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。
ただし、人混みに入る時間は極力短時間にしましょう。
※不織布製マスク:不織布とは織っていない布という意味で繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させたことで布にしたもので様々な用途で用いられています。市販されている家庭用マスクの約97%が不織布製マスクです。