貧血注意!  冷えたら貧血・生理痛

貧血は冷えの病気

貧血とは簡単に言いますと、血液の中の赤血球やヘモグロビンが不足している状態のことです。
働きの悪い赤血球がでは、血液の流れが悪くなり酸素や栄養は体の隅々まで行き渡りませんから、冷え性の原因二なってしまいます。
そして、酸素や栄養分が体内の必要な部分に運ばれないと、細胞の代謝ができなくなります。
エネルギー代謝は熱を発生しますが、それが出来ないために冷えが生じます。
貧血がひどいと、立ちくらみや目の前が真っ暗になって倒れる、といった事態が起こります。
また、顔色や唇の色が悪いというのも貧血の人の特徴です。
それから、個人差がありますが、平熱で36度以下の場合、貧血とは別ですが低体温の疑いがあります。
体温が低いということは、体の熱生産性が低いということで、そのために体全体が冷えてしまいますから、体は十分に機能することができません。
冷えは、体全体に様々な悪影響を与える怖い症状です。
冷えは血液不全や免疫低下を誘導し、体は様々な病気にかかり易くなります。
女性の間に冷え症が増えていますが、現代社会では夏の冷房が一番の原因になっています。
夏には暑い外気に対し、体を冷やす自然の体温調節機能が働きます。
元来、夏は体が冷えるような仕組みになっていますから、寒さに対する準備は全くできていません。
寒さを防ぐ力が無い夏の体を冷房で冷やしてしまうのが冷え性を誘発するのです。
そこに貧血では体内に血液とヘモグロビンが不足していますから血の巡りが悪くなり、さらに腰の冷えは骨盤内部の臓器の働きを悪くし、体調不良を引き起こします。
また、貧血の原因は食生活が大きく関係していますが、人間は生きていく全てのエネルギーを食事から摂取しています。
貧血で冷え症の人は、体を温め、短時間でエネルギーに変わる朝飯を食べるようにしましょう。
例えば米のご飯、具たくさんの味噌汁、納豆という和食が理想でしょう。
そして、食事はゆっくり、良く噛むことが大切です。早食いは、消化吸収が悪く、胃腸に負担をかけます。
また、イライラしたり、不安な気持で食べることも消化吸収には良くありません。

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