本気で冷え性を改善するための3つのコツ
(1)規則正しい睡眠で生活リズムを整える。
私たち人間は、昼間に活動し夜は休む動物です。
覚醒作用のあるコルチゾールというホルモンは午前5時頃から分泌され、ピークは午前8時。
夜間は分泌量が少なくなります。
体温は午後3時~5時頃がピークで徐々に下がり、午前4時が最低になります。
血の巡りが悪く冷え性の人は、生活時間が乱れていることが多いのです。
寝不足による肌荒れには、血行不良や冷えが潜んでいます。日の出とともに起き、日没とともに休むといった昔の生活は難しいですが、遅くても夜の10時か11時には寝て、朝の6時か7時には起きるのが理想的です。
(2)ウォーキングで血の巡りを良くする。
血液を末梢に送り出すのは心臓の役割ですが、末梢から心臓に戻すのは筋肉の役割です。
筋肉の3分の2は足にあるので、歩くことで下半身の血液はしっかりと心臓に戻されます。
歩くことで、全身の血行が良くなります。
(3)足の冷えを取る。
「冷え」と「寒さ」は違います。
「冷え=寒さ」だと思っている人は、冷えを取ろうとしてシャツを着込みます。
これでは冷えが取れるどころか、すでに温まっている上半身をさらに温め、冷えた足とのぼせた上半身との温度差はますます開いてしまいます。
上着を着込んでも、足の冷えを取ることにはなりません。
冷たくなった足先を温めることで全身の血流が良くなり、体温が上昇。冷えが解消されます。
最後に、足の指先で大地を掴むようなイメージで歩くと、足の指が広がります。
指先に意識が行くことで、指先から全身の血流が良くなります。
出来ることから始めて、快適に過ごしましょう。