更年期障害とは
女性の閉経の前後40代~50代に起こる月経異常や自律神経の調整異常、代謝異常の総称で、症状は、精神的、肉体的に多岐にわたります。
症状には個人差がありますが、更年期と呼ばれる年齢の女性のうち約75%が何らかの症状を実感し、そのうち約25%が日常生活に支障をきたすほどの状態に陥っています。
更年期障害チェック表(該当項目が3つを超えると女性の更年期障害の疑いあり)
- 顔のほてりがある
- 汗をかきやすい
- 腰や手足がスースーする
- 肩こり、腰痛、手足の痛みなどがある
- 寝つきが悪く、起床時もすっきりしない
- イライラする
- くよくよ悩む
- たとえば子供のことばかり考えて夫との会話やスキンシップが少ない
- おしっこが漏れてしまう
- 頭痛、めまい、吐き気がある
- 息切れ、動悸がある
- 疲れやすい
よく現れる症状の順番は
疲労感 頭痛 腰痛 肩こり 頭重感 めまい 動悸 不眠 冷え性 熱感 しびれ のぼせ 腹痛 食欲不振 耳鳴り ムカムカ 頻尿 発汗亢進 恐怖感 便秘 脊髄痛 その他
年齢の7の倍数で転機を迎えるという女性の体は、42才前後から卵巣機能の衰えが顕著になります(プレ更年期)。まず生理不順が起こりがちです。出血量が減ったり、だらだらと続いたり、周期がばらばらになったりと人によって様々です。そして、閉経は49才前後が多く、50才までに半数以上が閉経を迎えています。
卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌が減ると、これに伴うホルモン系や神経系にアンバランスが生じます。
・月経が不規則になって閉経する
・自律神経が乱れてくる
・精神・神経症状が現れる
・脳機能の低下
・皮下脂肪が厚くなり、体重が増加する
・動脈硬化を起こしやすくなる
・膣内の粘膜が薄くなり潤いが減る
・膣の自浄作用が低下する
・排尿器官の括約筋や膀胱粘膜の萎縮が起きる
・骨量が減少する
・皮膚のしわ、たるみ、しみなどが増える
思いあたる症状がありましたら、更年期ケアー始まませんか?