最近話題になっている「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」をご存じですか?
ぬるめのお湯にゆっくりつかるのではなく、「40~42°C前後で10~20分間」と、熱めのお湯でしっかり体を温める方法です
。
HSPは体をストレスから守る力が高まります。
HSPとはストレスで傷ついた細胞を修復し、元気にするたんぱく質のこと。
体は“ストレス”と感じますが、細胞が死ぬほどではないマイルドなストレスを与えると、体内のHSPが増えます。
HSPが増えると
傷や病気が治りやすくなる、
疲れにくいなる」
カゼやインフルエンザにかかりにくくなる
低体温体質が改善する
HSPを増やすストレスは、
精神的な緊張や運動、紫外線や放射線などの環境的要因で増えます。。
中でも最も手軽で安全なのが熱ストレスです。
家にあるお風呂・よもぎ蒸しスタイルの座浴でHSPを増加させ、疲れにくい元気な体を維持することができます。
医療現場では、実際に加温装置を使った“マイルド加温療法”を、がん治療の化学療法などと併用する臨床研究が行われています。
家庭でできるマイルド加温としてのHSP入浴法は、40~42°Cの浴槽に10~20分浸かる。
よもぎ蒸しスタイルの座浴では、42°程度で30,40分
入浴・座浴後は、バスタオルなどで全身をくみ、熱を逃さないよう10~15分安静に。水分補給も入浴前後で500mlを目標にしっかりと行いたい。
研究では、HSP量が最大になるのはHSP入浴を行った2日後。ここをピークに1~3日ぐらいは効果が持続する。また、体温が上げた人はHSPが約1・5倍に増えていたという。
階段昇降を行ってデータをとったところ、HSP入浴を行った人の方が疲労感は軽かった。
大切な日やストレスが予想される2日前にHSP入浴を行えばストレスや疲れが軽減できます。
効果の持続から考えて週に2回程度が効果的です。
疲れやすい、元気になりたいという人にはおすすめ!