内臓温度の低下と免疫力の低下
免疫力とは、病原菌などから自分で自分を守るシステムで、からだに侵入した細菌やウイルスを撃退したり、異常な細胞から身を守る働きをします。
生きている人間なら誰でも持っている能力で、免疫力がなければ私達は健康に生活することはできません。
内臓温度が1度低下すると約30%の免疫力が低下すると言われています。
その結果、ウイルスに感染しやすくなったり、風邪が治りにくくなったり、その他、疲れやすい、ストレスを感じやすいなども免疫力の低下と密接な関係があります。
現代病と内臓温度低下の関係
免疫力を発揮する免疫細胞の6~7割が集まっている小腸が、内蔵温度の低下にともない免疫力も低下するため、本来の役割を発揮できず、現代病とも言われるアレルギーの代名詞、花粉症やアトピー、喘息も発症しやすくなっていると言われています。
また内臓温度の低下は内臓の働きの低下まで招きます。
内臓温度の低下により血液の循環が悪くなり、老廃物がたまったり、むくみや下痢、便秘など不調な症状があらわれます。
内臓温度の低下は万病の元
内臓温度の低下は精神的にも悪影響があります。
自律神経の乱れによって、むくみやめまい、痛みやこりなどを強く感じたり、不眠症などの症状もあらわれます。
同時に“交感神経”と“副交感神経”のバランスが崩れ、自分の感情をコントロールできずいらいらしたり、常にやる気のない状態になり次第にうつ傾向になっていきます。
内臓温度の低下は万病の元なのです。