毛髪食養生

よもぎ蒸しスタイルの枇杷の葉座浴  貴妃座浴 市川由見子です。

 

夏の紫外線のダメージか、髪の毛が痛んでいませんか?

髪の毛も体の一部、食養生で改善・ケアーいたしましょう。

 

 

 

髪の毛の食事といえば、「海藻・海草」を思い浮かぶ方が多いでしよう。
髪が伸びるというのは、一種の「排泄現象」と考えます。

髪は植物と同じで、春・夏は早くよく伸びるけど、秋・冬は伸びもゆっくりになります。
脱毛の相談が増えてくる理由のひとつに、髪の毛の成長が遅くなることも考えられます。

育毛を食事から考えると、糖分など甘いものや脂っこいもの、香辛料など陰性の食事が多いと
髪の毛の根が水っぽく(脂っぽく)なって髪が抜けやすくなってしまいます。
逆に塩分や動物性食品など陽性の食事が多いと、毛の根っこの部分の皮膚が、
乾燥しすぎてしまい脱毛しやすくなります。

脱毛が気になる場合の食事上の注意は塩分を少し薄めにして、上品な味付けにしましょう。

パンやケーキなど粉が多い、粉食はなるべく少なめにして、
食物繊維の多い葉物野菜を中心に、人参や大根の葉も一緒に食べるとよいでしょう。

お米ではやっぱり玄米や雑穀、パスタも全粒粉がオススメです。
また、やっぱり海藻は特に髪にはよいので昆布、ワカメ類は積極的に毎日心がけて摂取しましょう。
昆布は料理としても、出汁として摂取しても。お酢につけて食べてしまっても良いでしょう

戦後の日本女性の美しい黒髪が世界的に有名になったのは、
昆布出汁などで海藻を多く食べていたからではないでしょうか?

髪の毛に良い食事をしたら、
血行を改善するために頭皮マッサージもして髪に栄養を届けましょう。

髪の栄養不足は血液不足?

「髪は血液の余り」。
中医学でそう言われているように、髪の毛の栄養は十分な血液から補われます。

つまり、「冷え」などから血液が不足すると髪の毛の栄養も足らなくなり、
髪の毛のハリ・コシが失われやすくなります。
また、血行不良も髪に栄養が十分に行き渡らない原因になってしまいます。

肩こり・手足の冷えなどの予防はもちろん、冬は育毛・脱毛予防の点から考えても
基本的に血液を大切にしたい季節です。

からだが冷えやすいなど血液が不足していれば血液を補う食材をたっぷり摂りましょう!
ニンジン、黒ごま、黒豆、プルーン、クコの実、イチゴ、レバー、うこっけい
などがおすすめです。

慢性的な肩こりや頭痛は血行不良のサインです。
ねぎ、玉ねぎ、らっきょう、にら、にんにく、桃、青魚(さんま・いわし)など
血行を良くする食材に気を付けましょう。

元気な髪の毛を養うのに、元気な血液は欠かせません。

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