もう一人のオスカル

27404369_480x31831318780

 

 

 

 

貴妃座浴のお客様には、私と同様宝塚ファンが多くいらっしゃいます。

「類は友を呼ぶ」「同病相憐れむ」でしょうか?

 

ジョセフィーヌとバラの記事を書きましたので、

「宝塚ファン向け」のジョセフィーヌ秘話を

 

ナポレオンと同時期にスウェーデンの新王になったのは、

ナポレオンの元彼女クラリと結婚したフランス人の軍人ベルナドットです。

そしてクラリの姉は、ナポレオンの兄ジョゼフと結婚し、ナポレオンと親戚関係となります。

 

クラリは元の恋人でフランス皇帝のナポレオンに長男の名付け親になって欲しいと依頼します。

ナポレオンは「オスカル」と名付けます。←宝塚ファンのツボでしょ!

スウェーデンのオスカル様は、ジョセフィーヌの孫娘と結婚し

スウェーデン王オスカル一世になり、現在のスウェーデン王室に続いています。

 

ナポレオンと皇女マリー・リイーズの息子は、ナポレオンの退位後

ウィーンのハプスブルク家に身を寄せます。

ナポレオン2世は、容姿端麗な青年に成長します。

軟弱化したハプスブルクにバイエルからゾフィーが、嫁いできます。

「エリザベート」でお馴染みの敵役の姑ゾフィー大公妃です。

 

「ハプスブルク家唯一の男」と呼ばれたゾフィー大公妃でも、

嫁いで来た当初は、後継ぎが生まれないプレッシャーの重圧もあり、

よそ者同志のナポレオン2世と親密になり、無粋なカルー大公とではなく

舞踏会などの華やか宮廷行事に連れ立って出かけるようになります。

 

しかし、ナポレオン2世は、ゾフィー大公妃が次男マクシミリアンを出産する2週間前に

肺結核で21歳の若さで亡くなります。

 

「眠らない男 ナポレオン」の後日談で

ナポレオン2世とゾフィー大公妃の悲恋物語を 宝塚歌劇で上演になるといいですね。

 

 

 

コメントを残す