危険なめまい・立ちくらみ 

5月としては、記録的な暑さ!で体調を崩されていませんか?

 

暑くなる時期。いきなり血の気が引いたり、頭がぼーっとしてクラクラしたことがありませんか?

めまいは突発的に起こる症状の一つです。

急に立ち上がったときなど、誰もが経験したことがあるでしょう。

一時的なケースが多いですが、もしかしたら、何らかの病気が原因になっているのかもしれません。そのめまい、本当に大丈夫ですか?

 

 

 

めまいが起こる原因

めまいはなぜ起こるのでしょうか?

その原因は非常に複雑で、ストレスや不安など精神面が作用する場合や、メニエール病など耳から来る場合、また脳や神経の働きに異常が出たときに起こります。

めまいも様々な種類がありますが、頭がクラクラしたり、ふらっと立ちくらみを起こしたり、体がフワフワ浮いた感じになるのが一般的です。

めまいと関わりの深い病気

めまいもそのときの状況によっては、病気が原因と考えられます。

 

急に立ち上がったときのめまい

立ったときにクラクラしたら、ストレスや心配事、精神的な疾患(心の病)が原因になっていることがあります。立ちくらみは貧血とも関わりが深く、体の疲労や栄養不足も原因として考えられます。

 

ぐるぐる目が回るとき

お酒を飲み過ぎたときのように、目が回る症状の場合は突発的なものが考えられます。

また、外耳炎・中耳炎、蓄膿症のように耳や鼻が詰まっているときにも起こることがあります。

 

体が浮いた感じのとき

一番危険なめまいの種類です。場合によっては、すぐ病院で診察を受けるほうが良いでしょう。

風邪などを引いているときも起こりますが、脳梗塞や脳出血が原因の可能性もあるからです。

しばらく休んでも治らず、まっすぐ歩くことができないときは、これらの病気の疑いがあります。

 

めまいを防ぐためには

めまいの原因は1つだけではなく、複数の要因が絡み合って起きる複雑なものです。

めまいを事前に防ぐ最良の方法が、規則正しい生活を送ることと言えるでしょう。

今の時代、多くの方が何らかの形で生活習慣が乱れています。栄養不足はもちろん、ストレスをため込んでしまうこともあると思います。

なるべくストレスはため込まない(発散する)、栄養バランスに気をつけて食事を取る、早寝早起きなど生活自体を改善することが重要です。

低体温・冷え症も一因改善が必要です。

たばこのように、感覚を麻痺させる嗜好品もなるべく控えるのが良いでしょう。

めまいが起きたときの応急処置

もし急にめまいが起きたときはどう対処すべきでしょうか?

 

急激な、目が回るようなめまい

急激なめまいの時は、まず安静にすることが大切です。

目を軽く閉じて横になりましょう。頭は動かさず、収まるまで楽な体制でじっとしていましょう。

 

手足のしびれ、視界のブレが伴う

手足のしびれや、ものが幾重にも見えるときは、救急車を呼びましょう。

夏場の場合は、脱水による日射病時に起きることがあります。

 

頭痛を引き起こす

体内の血行が悪くなり、頭が締め付けられる症状が起きるようです。

身体を温める、ツボ押しなど、血行を良くしてリラックスしましょう。

頭痛がするからとロキソニン等を飲んでも、めまい自体は改善されません。

 

吐き気を伴う

多くの場合は吐き気がセットで襲ってくるようです。

寝不足時、ストレスを抱えている時の自律神経の乱れなど、生活習慣も大きく関係しています。

安静に横になり、少し眠ると治ることがあります。

おわりに

めまいは少し体調が悪いときや、ストレスなどの精神的な要因でも起こります。

かなり一般的な症状であるため、病気を見逃してしまいがちな点も特徴です。

急激なめまいが起きたときはまず安静にし、一つずつ症状を確かめてみましょう。

長く続く、何度も繰り返す、失神などの症状がある場合は、速やかに医療機関への受診をお勧めします。

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